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2026年01月08日07:30

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饅頭を食べながら思い出したこと(6823)

南京で泊まったホテルの近くに、大きな公園があった。陸上トラックをぐるりと囲むように散歩道があり、その外側に運動器具がずらりと並んでいる。日本のジムにあるような器具だが、もちろん電動ではない。むしろ小学校のグラウンドにある鉄棒や平均台の延長のような、素朴で頑丈なものが多かった。

朝、散歩に出ると、そこでは本当にたくさんの人が体を動かしている。黙々と走る人もいれば、別の一角では太極拳、また別の場所では音楽を鳴らして踊っている人たちがいる。年齢も服装もばらばらだが、どこか穏やかで、朝の空気に溶け込んでいる。

公園の入口(出口)には、饅頭を売る屋台が出ていた。当時――もう10年ほど前になるだろうか――一個5元。日本円で50円ほどだったと思う。顔の半分ほどもある大きさで、両手で抱えて食べる。ふかふかした甘い皮の中に、餡がぎっしり詰まっている。とにかくうまい。運動を終えた人たちが、ここで饅頭を買って、そのまま朝食にしていた。

先日、セブンイレブンとファミマで、ケースの一番上にある少し高い饅頭を選んで買った。まあ、そこそこ美味しいし、一つで腹も膨れる。妻は饅頭が好きで、以前はスーパーで蓬莱の饅頭(三個で六百円ほどだったか)をよく買っていたが、今は生協の五個入り饅頭を朝食にしている。

それでも、どうしても南京の饅頭にはかなわない。

さて、今度はレアアースの話か、と思う。自分は親中国だが、批判はする。人や国をすべて一緒くたにして、嫌悪や侮蔑の対象にするような立場――レイシズム――は取らない。

饅頭を食べながら、ふと、あの朝の公園の光景を思い出した。
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