いわゆるウィアード・テイルズなどのパルプマガジンにおけるイラストレーターは、熱心なコレクターでもない限りその名前を記憶されない。
我が国でいえば、かつて少年少女を恐怖のどん底に叩き落としたひばり書房、レモンコミックス(立風書房)などで活躍した漫画家の名前に相当する。
今回私がイチ推しするリー・ブラウン・コイ(Lee Brown Coye)。詳しくは以下のウィキを。
http://u0u1.net/MGo2
上に貼ったように、一度見たら忘れがたい味わいの絵の描き手である。近影もそのまま「ハンニバル」の猟奇殺人犯として出演出来そうな面構えだ。私はアメリカの日野日出志と位置づけたい。
上から四枚目の人面ネズミはラヴクラフトのファンならおなじみの「魔女の棲む家」のブラウン・ジェンキンである。この邪悪さは他の描き手の追随を許さないほどの迫力だ。
とにかく黒の効果とデフォルメの使い方が素晴らしい。怪奇と幻想を愛する者なら末永く記憶しておきたい。リー・ブラウン・コイが表紙絵の邦訳は私の知る限り、国書刊行会から出た「悪魔なんかこわくない」だけである。しかも絶版だ。
http://u0u1.net/MGo6
Amazonでは¥ 4,980 から。絶版ものとしては安い方である。
ちなみにこの本の著者マンリー・ウェイド・ウェルマンについては過去日記で触れているので、以下をご参考に。
http://u0u1.net/MGob
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