もうすでに三巻まで出ているというのに、漫画界に突如として現れた、この恐るべき描き手を最初から注目していなかった私の目の節穴ぶりを呪いたい。
「ガラスの仮面」のダークサイド版であり、加えて楳図かずお先生の「洗礼」以来の衝撃作である。
公式サイトはこちら。
http://evening.moae.jp/lineup/266
累とはいいタイトルセンスだ。老婆心ながら、「真景累ヶ淵」、「怪談累ヶ淵」として知られる因縁ものからのネーミングである。“かさねるようにして呪いが続く”。それで累(かさね)。お岩さんが醜くなっていく様は恐ろしかったが、累は生まれつき醜い。その醜さを映画で表現するために、わざわざお岩さん以上に派手にカオを散らしていた。
この美醜のおんなゆえの業。
そういう巨大なテーマを現代のマンガで描くのはまさにチャレンジャーである。
息を呑んで括目せよ。今すぐ本屋で三巻揃えろ、23日は四巻が出るから要チェックだ。
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