mixiユーザー(id:1640816)

2012年05月26日19:07

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夢のなかの古本屋。

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あなたは夢のなかで本屋、もしくは古本屋に入り、完結したと思っていた作品が実はまだ続いていて、その続刊を手に取ったことがおありだろうか。
私は何度もある。
楳図かずおの「猫目小僧」なんて、156巻が出てるのを見つけて、ヤバイ、こんなに出てたのかよ!!とひっつかんでレジに突進したりしたものだ。
目が覚めて、しまった、レジに持っていく前に立ち読みすりゃよかったと悔やむことは何度もあるのだが、その反省を活かして、昔から立ち読みしているマンガがある。

そのひとつが望月三起也先生の「ワイルド7」で、しかも田辺節雄版という細かさだ。秋田書店刊とあり、「はだしの巨人」(これは望月三起也先生の作品で実在する)の後に少年チャンピオンで連載されたものをまとめた単行本だった。

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画像は田辺先生のムービー・コミカライズ「タワーリング・インフェルノ」より。こんな絵柄で、飛葉がひとりアラブへ悪党を処刑しに行く実在のエピソードとは別に、望月三起也原作、田辺節雄作画のクレジットでもうひとつの昭和ワイルドが展開されていくのだ。
こういう夢を見ると、決まって、創作意欲が湧き、mixi上で発表していったように犬神版ワイルドが書けていく。

他の作品も同様で、読んだことのない、「かつて夢中になった作品」が脳内で展開されるのを、夢のなかで体験し、それがダイレクトに創作意欲につながる。

こういう現象は臨死体験とそっくり同じで、まだ体験したことがないと思っているそれは、実は体験したことの組み合わせで、冷静になって考えてみると大したことはないのだが、リアルタイムで感じているさなかは、それどころではなく、必死になって夢のなかの世界から情報を少しでも持ち帰ろうと目に焼きつけていく。

夢だと分かっているからで、目が覚める前に全部読んでしまおうとしているわけだ。

活字の場合は見ているうちに文字がバラけてページからこぼれ落ちていってしまうのだが、マンガは最後までしっかり描かれており、今日の昼寝で見た田辺版ワイルドはシージャックを始末する飛葉とヘボピーの二人の活躍が描かれており、読者プレゼントのページまでしっかり覚えて、目を覚ました。

人間の脳はこのように、コツとやり方さえ分かってしまえば、もっともっと面白いことを産み出せる可能性がある。

悪魔が夢のなかで音楽を聴かせて、それを元に作曲した人がいるように、夢はもっと上手に見られるはずなのだ。
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