ヴィナム・サバッティ(Vinum Sabbati)、即ちサバトの酒。
イギリスの怪奇小説家アーサー・マッケンの「怪奇クラブ」(創元推理文庫)のなかの「白い粉薬のはなし」に登場する魔法の粉だ。
それを飲むと、ハイになるばかりでなく、目の前にゾクゾクするような美女が現れて、この世とは思えぬセックスに耽ることが出来る・・・
しかし、その実は。
その美女というのは自分自身なのである。
ドロドロに溶けた五体のなかで、アダムとイヴ以前の混沌とした神話を再現するというのがヴィナム・サバッティの効き目とマッケンの短編は述べているのだが、魔術サークルの友人が私の誕生日プレゼントに発送したと聞いて、怪しげな魔法グッズのひとつであっても、まさか現実に存在するとは夢にも思わなかった。
http://www.cthulhulives.org/store/store.lasso?1=product&2=33154
こんなモンを贈られても私は飲まないのだが、苦笑、怪しげなコレクションのひとつとして飾るにはいいかもしれない。
余談だが、友人は以下のようなオーストラリアにおけるイベントに参加して、なかなかよかったとのことで、コーンウォールでも是非やりたいと言っていた。
http://www.witchesworkshop.com/WitchCamp/Vinum-Sabbati/vinumsabbati_program.htm
「日本じゃこんなこと出来ないだろう」と言うので、この程度のことは盆踊りで十分突き抜けられているよと返してやった。
サバトの宴が盆踊り程度なのではなく、盆踊りも本気で踊れば、サバトの宴に通じるトランス感を味わうことが出来るというのが私の考えなのだが、日本の盆踊りを微塵も知らない友人はチャットの向こうで?を連発するばかりだった。
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