http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=87963#1
今回は、ビデオからDVDへ移さないで、DVDで買い直して見返したヤツです。
まずは原作の映画化でまずまずの出来を見せた奇跡の作品「クライング・フリーマン」。
小池一夫、池上遼一のタッグによる原作の主人公は、恐らく漫画史上最高のセクシーな男性キャラでしょう。
それゆえに、中国古来のアウトフィット、百八竜も彼を殺し屋として仕立て上げるのです。
鍼で身体と心を縛り、唯一、自由を求めて目から涙を流せるようにする・・・
それゆえに、“クライング・フリーマン”。
フリーマンを演じるのは、マーク・ダカスコス。
ようつべの予告編をごらんになってもお分かりのように、この身体能力あればこその配役であります。
マークのカッコよさにしびれるとともに、我が国の映画界における俳優陣の層の薄さにただ、ただ、嘆息したことを昨日のように思い出せます。
こんにち、英語も喋れるようにならなければ、渡辺謙、中村獅童らのように世界でも活躍出来ないのです。
また、せっかく英語がペラペラでも世界的に知名度が低いゆえにお呼びがかからない俳優もいますが、アメリカでサムライものをやるなら是非、雁龍太郎を。本名は奥村雄大、そう、あの勝新太郎の息子であります。
脱線失礼。
映画のキャスト陣は当時としては、なにげに豪華であることに目を見張ります。
原作の新田刑事に当たる役を演じているのは、フランスの個性俳優チェッキー・カリョ。
島崎親分役は、マコ・イワマツ。
後は加糖雅也に島田陽子。
そして映画版オリジナル・キャラのフォージ刑事役に、映画「コマンドー」でシュワちゃんのパートナーを演じたレイ・ドーン・チョン。
展開も映画ならではのダイナミックさを見せていて、なかなかの完成度でした。
同じようにハリウッドで映画化すればそれなりのものになるのではないかと見る小池作品は、「デュエット」、「傷追い人」、「マッドブル34」、「長男の時代」ですね。
我が国では「子連れ狼」だけがクローズアップされていますが、舞台化された「乾いて候」に続いて、「葬流者(ソールジャー)」、「からぁ怒」、「首斬り朝」、「鬼輪番」、「牙走り」などいくらでも新しい時代劇ドラマのネタはあるんですよ。
そうそう、「葬流者」は、七十年代にドラマ化されていますが、内容は全然別物らしいのでノーカウントということで。
ログインしてコメントを確認・投稿する