【コラム】 「人間じゃないもの」と結婚した世界の5人
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1163936&media_id=29
昔、イタリアはパドヴァを旅行したおり、ガイドの孫娘さんのフランチェスカと仲良くなり、ファンタスティックなものが大好きとのことなので、私は我が国の雪女の話をしてあげたりした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A1
小学生の彼女は大喜びで、ガイド、親御さんたちに内緒で私を自分の部屋に誘い、ロッカーのなかの「新郎たち」を紹介してくれた。
木片に毛糸を巻き付けただけの簡素な手作り人形だったが、頭の部分は粘土で作られており、脳みその代わりにお墓からとってきた土が詰まってるとのことだった。
この地に眠る神秘学者、魔術師たちのお墓から得た土を詰めることで、人形は彼女の「新郎」として雰囲気たっぷりなものになる・・・
ガイドや親御さんたちは人形作りは知っていたが、“墓荒し”までは知らないようで、私にだけ秘密を教えてくれたのだった。
「新郎は一人だけではないんだね?」と私。
「想像では何人いても許されるもん」とフランチェスカ。
そこで私はニヤッと笑い、今回のニュースでフランチェスカを思い出して、またニヤッと笑った。
実に女の子らしい想像力ではないか。
男の子の想像力はただ空しいだけだが、女の子らしいのは、想像力にリアルさをつけくわえて強固なものに仕上げるところである。
そのために、フランチェスカは夜中に墓地へ忍んで、スコップを手にめざす墓の土を袋に詰めてきたのだろう。
その行動力あればこそ。
抱き枕に萌える男などとは違った、エッフェル塔との結婚にも通じる、彼方からの癒しがのぞめるのだ。
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