伊藤ハムの肉用牛切られ死亡
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=958131&media_id=2
このニュースを見て真っ先に思い出したのは、祖父が趣味でコレクションしていた妖怪事件の記事のスクラップ。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1089675382&owner_id=1640816
このなかに、牛と人間の合いの子が生まれるという記事があった。
明治初期の話で、なにがしの牛舎で仔牛が生まれたのを見て、頭部が牛で四肢は人間という異形ぶりに魂消た(たまげた)と・・・
その直後、ひとりの従業員が逐電したので、独身の彼が牝牛と交わったためではないかと結んであったのだが、ハッキリ言って眉唾ものである。
事実、祖父も日記にこう書いている。
「この牛舎が渡良瀬川沿いにあることを考えれば、足尾鉱毒の被害を受けた結果であることは容易に推理出来よう。事実、農作物だけでなく、家畜も死滅したことが記録に残っている」
従って、従業員は関係ないのだが、逐電したことを考え詰めると、恐らく獣姦を疑われても仕方がないくらいの情を牛に注いでいたのではないだろうかと。
でも。
そこまでしないと、いい乳、いい肉がとれないと現在でも主張している畜産業者を私は個人的に知っているから、ニュースのように、人間ではなく牛を狙うのは、まさに牛のうちに自らの合いの子を見出そうとしている屈折した情念の持ち主だと推理する。
ここらへんは一般的には理解しがたい世界なので、犯人が捕まったら、マスコミは分かりやすく、東京日日新聞(毎日新聞の前身)がかつて報道したように、牛と人間の合いの子の子孫、牛に復讐する!!と書けば人々は因果を感じて納得するであろう。
マスコミとは本来、物事を面白おかしく報道するべきであって、いたずらに玄人言葉で詳しく説明するべきではないのだ。
器物損壊だなんて、こんなに想像力を広げない、つまらない言葉があるだろうか?
犯人を追い詰めるためには、事実と証拠以上に、合いの子と面白おかしく書き立てるような、人間の心の内側まで知るための材料が必要、と私は信じて疑わない。
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