ドイツの長身モデルが水着撮影、股下は134センチ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=546154&media_id=52
このニュースを見た瞬間、私のフェティシズムの中で沈殿していたものが浮かび上がってきたのを感じた。
「巨大フェティシズム(Macrophilia)」というものだ。
古くは前々世紀のフリーク・ショウの写真、
前世紀のクラシックSF映画(我が国では「妖怪巨大女」という映画で、オヤジはこの作品に異常なまでの愛着があった)、
ウルトラマンの巨大化したフジ隊員、
いずれも幼少時の私の心に「何か」をしっかり食い込ませた。
それが一体何なのかを初めて自覚したのは、藤子・F・不二雄の「やすらぎの館」を読んでからだった。
確か、小学校に入る前だったと記憶している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%84%E3%81%99%E3%82%89%E3%81%8E%E3%81%AE%E9%A4%A8
巨人のおかあちゃんに優しく抱かれる社長の姿に、とてつもない羨望と憧憬を覚えたのだが、同時に何か言いしれぬ恐怖感のようなものを感じた。
その恐怖感をハッキリと形にしたのが、大きくなってから読んだ高橋葉介の「亜里子の館」だった。
こちらはタイトルが示す通り、葉介版「不思議のアリス」という感じで、巨大化した少女が家を破壊して、海の彼方へと消えていく様子が、ジャン・レイの幻想小説のごときダイナミックさを漂わせていて、深い感動を覚えたものだ。
そういえば、小説の分野で、大女を初めて意識したのも「不思議のアリス」だった。
でもこちらは、キャロルの意識した通り、背伸びしたがる少女の女の子らしい夢がダイレクトに伝わってきて、私の追い求めるフェティシズムとは方向性が違った。
私のそれは、おのれ自身が小さくなって、巨大な女性の肌の上を散歩したいという、男ならではの永遠の夢だからだ。
だから、スウィフトの「ガリバー旅行記」で巨人の婦人たちと対峙するガリバーに異様に興奮したものだ。
続いて、ボードレールの詩にも・・・。
La Géante — Charles Baudelaire
Du temps que la Nature en sa verve puissante
Concevait chaque jour des enfants monstrueux,
J'eusse aimé vivre auprès d'une jeune géante,
Comme aux pieds d'une reine un chat voluptueux.
J'eusse aimé voir son corps fleurir avec son âme
Et grandir librement dans ses terribles jeux;
Deviner si son coeur couve une sombre flamme
Aux humides brouillards qui nagent dans ses yeux;
Parcourir à loisir ses magnifiques formes;
Ramper sur le versant de ses genoux énormes,
Et parfois en été, quand les soleils malsains,
Lasse, la font s'étendre à travers la campagne,
Dormir nonchalamment à l'ombre de ses seins,
Comme un hameau paisible au pied d'une montagne.
巨人族の女
自然が旺盛な生命力に満ち
毎日怪物を孕んでいたその時代
わたしは一人の女巨人の傍らにあって
その足元に猫のように寝そべるのが好きだった
彼女の肉体がおおらかに花開き
戯れの中にのびのびと育つのを見た
瞳のうらにきらめく涙には
心に沸き立つ炎を感じた
その巨大な躯体の秘密を調べようと
坂道を登るようにして膝の上に登った
そして夏のけだるい日の光が
彼女を物憂げに横たわらせるとき
その豊かな胸の陰で くつろぎ眠るのだった
山のふもとの平和な村のように
実際、巨人の女性を目の前にしたら、私は何よりもまず、足から登って、下着の内部へ忍び込むだろう。
大人になって。
大女の言いしれぬ恐怖感は、キャロルが示した通り、少女の凶暴性そのものだということを知り、そしてそれを征服するためには、死に至ってもとどまることを知らぬ欲望を思いっきりぶつけることだと悟った。
従って、私は踏みつぶされようが、つまみあげられて叩きつぶされようが、死ぬその瞬間まで、大女の中への侵入を試みることだろう。
そういう心構えでなければ、一体、男として女と真っ向から向かい合えるだろうか?
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