おはようございます。
さっきまで朝の市川霊園を散歩してきました。
小高い丘から低く垂れ込めた曇り空を眺めて。
てくてくと無数の墓石を縫うように歩く。
朝の空気を吸い込むと、肺はなぜか涙の味を思い出す・・・
今回はガラリと変わって、藤山一郎の「影を慕いて」。
撮れたての彼岸花とともに。
まぼろしの
影を慕いて 雨に日に
月にやるせぬ 我が思い
つつめば燃ゆる 胸の火に
身は焦がれつつ 忍び泣く
わびしさよ
せめて痛みの なぐさめに
ギターを取りて 爪弾けば
どこまで時雨 行く秋ぞ
振音寂し 身は悲し
君故に
永き人生を 霜枯れて
永遠に春見ぬ 我が運命
ながろうべきか 空蝉の
儚き影よ 我が恋よ
・・・・・・
何でまた。
私がこのような古い歌を知ってるのかといいますと。
祖父がいつも繰り返し繰り返し口ずさんでいたからなんですよ。
坊さんのくせに恋多き男だったようで。
失恋するたびにこれを歌って気晴らししていたと言っていました。
それで。
すっかり覚えてしまった私は。
やはり、多くの女性、美少年に求愛し、叶わなかった後は。
下を向いてしまいたい顔を無理に上げて、曇り空の中に青空を見出す勢いで、大声で情感たっぷりに「影を慕いて」を歌って。
気持ちよくリセットしてきたものです。
それにしても、日本語の歌。
昔の歌ほど上品で、言葉遣いの勉強になりますよねぇー。
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