mixiユーザー(id:1640816)

2007年08月15日06:36

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肝の冷やし方。(画像追加)

怪談、お化け屋敷、肝試しにおいて、私は「怖がらせ役」が自分でもこのためだけに生まれてきたのではないかと思うほど、十八番である。
昔、小学校のイカツイ男の先生を失神に追い込んだことがあるけれども、「やり方」はこうであった。
給食の残りのソフト麺をほぐして、おでこからほっぺたに、ありえないくらいに膨張した血管が浮き上がっているという風に張り巡らし、その上からピンク色のチョークの粉を黒板消しでもってパフのようにポンポンと化粧して、即席特殊メイク顔に変身すると、トイレから出てこようとする男の先生に向かって、ドアの影からガバッと抱きついたのである。
目をカッと見開いて、下から見上げるようにして。
そしたら。
「クヒッ」と一声漏らして、そのままバッタリ倒れてしまった。
当然、後でさんざん怒られたけれども、醜態をさらしてしまった男の先生は、それ以来、私を見るとそっと目をそらすようになってしまった。

で。

「怖がらせ方」の奥義とは、何もグロいメイク、大げさな格好をしなくても、人間の心の隙を突くということに限る。
上記のエピソードを見ても分かるように、先生が心底恐怖を覚えたのは、トイレから出てきたばかりの、緩みきった心理状態が、極度に緊張状態に突き落とされたからに他ならない。
要するに、タイミングなのである。
生まれて初めて他人を驚かした当時の私は、まだ三歳の幼児で、聞くところによると、白いシーツを頭から被って、ホテルのエレベーターの前でじっと誰かが出てくるのを待ってて、出てきた温泉上がりのオバサンたちを絶叫させたという。
これまたタイミングである。
だから、私に何も用意させなくても、素顔のままで、人を十分恐怖のどん底に陥れる自信がある。
社会人になって何年かした当時、チマタではXファイルが大ブームで、アパートの我が家に遊びに来ていた彼女が「私も一度でいいからあんな怖い目にあってみたい」と言うので、彼女がお風呂に入ってる間、私は全裸になって、トイレの天井(このアパートのトイレは天井が高めだった)に背中をくっつけるようにして、四肢を突っ張らせて、お風呂上りに必ず用を足しにくる彼女を待ち伏せた。
何も知らず入ってきて、ふーとため息つきながら座って、チョロロ・・・と音を立てて。
ふいっと彼女の視線がこちらに向けられるや。
まさしく、Xファイルシーズンフォーの「メラニン」のオープニングよろしく、見事な絶叫を響かせてくれた。
繰り返して申し上げるが、タイミングが全てなのである。

・・・・・・

そんな私が大町のレクリエーションゾーンに引っ越したのを機会に。
子供会で企画される「肝試し大会」の怖がらせ役として参加することになりました。
昔ながらに、古いお堂の中に並べてある蝋燭を一本取ってくるというルールで、行って戻ってくるルートのあちこちで私を含めた大人たちがお化けの扮装をして待ち受けているというもの。
最高です。ニヤリ。

そう言えば、最近、おふざけで遊びに来た親戚の子供を、とんがりコーンでもって両手の指、唇の両端、両目のマブタにつけたり挟んだりしたやつで、物陰からワッとやったら、火がついたようにガチ泣きされました。
中学二年生の男の子がです。苦笑。


註)画像は、Xファイルシリーズのシーズンフォー、「メラニン」のワンシーン。
飛行機のトイレの中で待ち伏せするテリコ。

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