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2026年07月01日05:53

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声楽コンクールの審査をした(7010)

石川県高校声楽コンクールの校内予選を行うので審査員をお願いしたい、と顧問から連絡が来た。現顧問になってから4回目か。そろそろお役御免にしてくれないかな。

8月の本選へ出場できる人数は、各校の合唱部の規模によって決まっている。今年の母校の出場枠は14人。辞退者もいて、実際に聴いたのは35人だった。

もう一人の審査員はソプラノの声楽家で、自分は本選出場者を決めるための枠付けをした。彼女は一人ひとりに丁寧なアドバイスをしていた。横で聞いていると、さすがプロだと感心する。指摘の内容は自分がメモしていたこととほぼ重なるのだが、実際に「こう歌うの」と軽く歌ってみせるので、高校生にも違いがよく分かる。短い時間で要点を伝える話術も見事だった。

35人を2時間近く休憩なしで聴き続けるのは、思った以上に神経を使う。歌うほうが大変なのはもちろんだが、集中して聴き続ける審査もなかなか疲れる仕事である。最初の一声でおおよその見当はつくが、中には途中から調子を上げてくる人もいるので、最後まで気は抜けない。

全員の審査が終わると、「最後に一言お願いします」と振られた。これが一番困る。つい、あれもこれもと話しているうちに、自分の学生時代や音楽との関わりまで話が広がってしまった。

定期演奏会にはOBとして出演しているので、上級生は顔くらいは知っているだろう。しかし、新入生にとっては初対面である。あとになって、「余計なことばかり話してしまったな」と後悔した。最近は人前で話す機会が少ないせいもあるのだろう。年寄りの昔話と愚痴を聞かせてしまった。

その後は中公(金沢市中央公民館合唱団)の練習まで2時間ほど空いた。家へ戻るには中途半端なので、そのまま会場へ向かい、駐車場でコンビニのパンとコーヒーで軽食をしてCDを聴きながら時間をつぶした。

この日の練習は先週に続いて音取りだった。途中からまた耳が痛くなった。午前中は35人の歌を集中して聴き、夕方は自分が歌う。一日中耳を使い続けたせいだろうか。
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