区切りとなる7000本目がトイレの話というのも締まらないが、まあ、それも日常というものだ。
かなり前から、2階のトイレで水漏れがある。配管の継ぎ目から落ちているようだが、原因ははっきりしない。一時はかなり漏れていたので雑巾を敷いていたが、不思議なことにいつの間にか量は減った。今では思い出した時に雑巾を取り替える程度で済んでいる。もちろん、直ったわけではない。
そのうち今度は、タンクの中でいつもチョロチョロと水が流れるようになった。タンク底のゴムの劣化だろうと思ったが、「少しくらいなら」と、そのまま放置していた。遊びに来た義姉が「あの音、気になるね」と言うと、妻も「水道代がもったいないよね」と応じた。それでも、なかなか腰は上がらない。
屋上工事の見積もりを持ってきた建築士に話すと、すぐに水道業者に連絡してくれた。翌日には修理に来て、チョロチョロ流れる原因は予想どおりゴムの劣化で、部品交換ですぐ直った。
ただ、横からの水漏れは別問題だった。こちらは部品交換が必要で、数万円かかるという。
「せっかくだから、トイレごと新しいのに替えたいね。自動でふたが開くやつ」
「そんなお金ない」
その一言で話は終わった。
確かにその通りだ。便利さへの憧れはあっても、今のトイレはまだ十分使える。結局、必要なところだけ直して、もうしばらく頑張ってもらうことになりそうだ。
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