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2026年03月21日13:16

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思い込みのはなし(講義メモ)

17日(午前)、思い込みに関するウェブ研修を受けました。
これは、他県のセンター主催の講座でした。
しかし、希望すればだれでもオッケーとの案内があり、わたし、このことについてとても興味があったので、上司に申し込みたい〜と希望したのです。



講義の内容をここにメモします。
 ↓
「思い込み」に惑わされないための考え方
〜より良い消費生活のためのクリティカル・シンキング入門〜


講師は、 信州大学 人文学部 教授 菊池 聡 氏。


1. 錯覚と「認知的節約」の仕組み

人間は物事を見る際、無意識に「手を抜く」習性があります。
事実をありのまま捉えるのではなく、特徴的な部分だけを見て瞬時に判断を下そうとします。

• 認知的節約の原理: 脳のエネルギーを節約するため、一部の情報だけで全体を決めつける心の仕組み。これが「思い込み」や「ゆがんだ認識」を生みます。

• 認知バイアス: 特定の対象に偏った見方をしてしまう癖のこと。

• 悪用のリスク: この心の隙が、詐欺などの消費者被害に悪用されます。

• 対策: 落ち込んでいる時はネガティブな思考に支配されやすい、といった自分の心の状態を客観的に把握する(メタ認知)ことが、クリティカル・シンキングの第一歩です。


2. 「体験」のワナと幻想感
人は自分の体験から学びますが、その判断材料はしばしば不十分。

• 幻想感(相関の誤認): 本来無関係な二つの出来事を、関係があると思い込んでしまうこと。

• 確証バイアス: 自分の思い込みに合致する情報だけを選び取り、「やっぱりそうだ!」と納得してしまう心理。

• 例(開運グッズ):
「財布を買って幸せになった」人の体験談だけを見聞きし、「買わずに幸せになった人」や「買って不幸になった人」との比較を忘れてしまう。

• 例(メディアの報道): 「本当に降ってきた!雨乞い神事に観衆びっくり」というヤフーニュースも、実は偶然の一致を「思い込み」によって記事にしている側面がある。


• 例(合格体験記): 「この塾に通ったから受かった」という話も、他の学習法との比較データがなければ、その塾の有用性は証明できない。


3. クリティカルに考えるための具体的な手法
「思い込み」から脱却するための訓練として、以下の視点を持つことが重要。

1. メタ認知: 「今、自分は舞い上がっている」「興奮している」と、自分の感情を一段高いところから観察する。

2. 4分割法(マトリックス): 「やった・やらなかった」「結果が出た・出なかった」の4つのパターンを想定する癖をつける。

• 「〇〇をして健康になった」という情報に対し、「〇〇をしなくても健康な人はいるか?」「〇〇をしても健康になれなかった人はいるか?」を問い直す。


3. エビデンスの確認: 保険適用の薬などはこの厳しい検証をクリアしているが、代替医療などはクリアしていない場合があるため注意が必要。



• Q. 儲け話で失敗を繰り返す人がいるのはなぜ?
• A. 「損を取り返そう(逆転しよう)」という心理が働くタイプがいるため。この個人差を克服するには、スキルとしてのクリティカル・シンキングを身につける必要がある。

• Q. どうやって学べばいい?
• A. 講師が紹介する参考図書が役立ちます。


……と思ったら、そこで「騙された」と気づくべき!(by講師)

•その理由→その本が本当に役立つか検証せず、講師の言葉を鵜呑みにすることは、まさにクリティカル・シンキングが欠如している状態だから。
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