秋に収穫したさつまいもは、冬になると甘くなり、1月から2月がいちばんおいしい。五郎島という地場野菜だから、金時や紅あずまのような全国区の品種のことはよく知らない。
昨日の午前中は、来年度の町会役員を決める会議があった。妻は民生委員の地区会長なので、これは出ないわけにはいかないと言って出席した。わが町会は7班、一期2年で役員が班ごとに回る。前回は自分が町会長をしたから、12年ぶりである。
案の定というべきか、副会長が決まらなかった。それで妻が「じゃあ私が」と言ったらしい。自薦である。帰ってきてその話を聞いたとき、驚きよりも「やっぱりな」という気分が先に立った。引き受ける人が、結局いつも同じになる。
その会議の間にシチューを作ることにした。材料を冷蔵庫から出したら、じゃがいもがない。自分で作ったものは芽が出て処分したが、秋におばさんからもらった分が残っているはずだが探しても見つからない。
1階の物置にあったのは、さつまいもだった。これで作ってどうかとAIに聞くと、「できるが注意が必要」とある。甘くなりすぎるし、煮崩れもしやすい。だが、まあいいかと思った。結局、あるものでやるしかない。
作ると言っても、ヘルシオに材料を切って入れ、番号を押すだけである。料理と言える代物ではない。だが、自分で鍋の前に立っても、結果は大して変わらないだろう。
45分で出来上がった。味見をすると、予想通りだった。甘い。帰ってきた妻が、「いもが大きいね」と言うので、「煮崩れするから大きめに切った」と答えた。
夕方、残りを温め直すと、鍋の中はにんじんと鶏肉がが浮かんでいるスープになった。
引き受けてしまうとこうなる。さつまいもも副会長も同じかな。
ログインしてコメントを確認・投稿する