高校の卒業式の時は自分は受験シーズンで東京にいた。クラスの1/4以上は出席していなかったような気がするが、正確なところはよく覚えていない。それ以降、どうも自分はセレモニーというものに縁がない。
成人式のニュースを聞いて思い出した。
自分の少し前、たしか二年ほど前までは、成人式は学年別ではなく**1月から12月で区切る「年別」**だった、という記憶がある。半信半疑でAIに聞いてみたら、「その通りです」と返ってきた。やっぱりそうやったか、と思った。
当時、仲間内で「なんで一学年下の連中と一緒にならなあかんのや」と文句を言い合った記憶がある。これがいわゆる早生まれの悲哀というやつで、小学校以来、ずっと尾を引いているコンプレックスでもある。
もっとも、自分の成人式の年には、すでに学年別に切り替わっていた。だが、もともとそんなものに出る気はなかった。
その日は、富山県上市町の成人式で、合唱団として歌っていた。写真を見ると、会場ではなく町のケーブルテレビのスタジオで、たぶん生放送だったはず。
実家には、町会経由で金沢市の紋章が入った小さな文鎮と、アルバムが届いていた――ような気がする。
それにしても、今でも思う。成人なんて、本来は個人のことだ。セレモニーで祝われて、何がそんなに楽しいんやろうか、と。
まあ、後期高齢者になったら話は別や。「よくぞここまで生きてきたな」というセレモニーは、別にいらんけど、お祝いだけは、ありがたくもらっておこうと思っている。
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