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2025年11月14日14:31

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ヤマト運輸がベトナム人運転手を採用

高野秀敏

ヤマト運輸が本気出してきた。
ベトナム人運転手を500人採用って、これ物流業界の歴史的転換点だと思う。
何がすごいって、採用の仕方。
現地のIT最大手FPTと組んで、ベトナムで半年間みっちり特別クラス。
日本語、文化、運転ルール、ヤマト流の安全運転まで叩き込む。
そこから日本に来てさらに1年学習。
つまり、来日前から1年半かけて育てる戦略。
これ、相当な投資額だよ。

で、ここで気づいた人も多いと思うけど。
ドライバー不足なら、給料上げれば人が集まるんじゃないの?って。
理屈としては正しい。
需要と供給の原則。
でも、現実は違う方向に進んでる。
給料を上げる代わりに、企業は海外から人材を確保する道を選んだ。
つまり、日本人ドライバーの労働市場は、もう国内だけで完結してない。
グローバル競争に突入してる。
ベトナムの若者が日本語を学び、日本の運転ルールを覚えて、日本で働く準備を1年半かけてする。
その投資コストを払っても、企業にとっては採算が合う。

これが意味することは何か。
日本人ドライバーの給与を大幅に上げるより、外国人材を育成する方がコスパがいいと判断されてる。
厳しい言い方になるけど、日本の労働市場の値段が、国際相場で決まり始めてる。
特定技能1号で最長5年しか働けない制度でも、企業は動く。
5年後には帰国するリスクを抱えながらの投資。
それでもやる。

なぜか。
それだけ人手不足がエグいから。
トラック運転手の高齢化、物流24年問題での労働時間規制強化。
現場は完全に詰んでる。
でも、もっと深刻な問題がある。
日本の若者が運送業を選ばない。
給料、労働環境、社会的イメージ、全部マイナス。
ここを変えない限り、外国人採用は対症療法でしかない。
一つ確実に言えるのは、これが成功したら他社も一斉に動く。
物流業界全体が変わる。

そして、これは物流だけの話じゃない。
建設、介護、製造、外食。
人手不足に苦しむ全業界が注目してる。
日本企業が「日本人だけ」で回せる時代は終わった。
グローバルに人材を確保して、どう育てて、どう定着させるか。
それが企業の競争力を決める時代になってる。
労働市場のグローバル化。
これ、もう止められない流れだと思う。
ヤマトのこの決断、5年後にどうなってるか。
めちゃくちゃ気になる。

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