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2025年09月13日23:35

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記事は「4大中華チェーン」とは言ってないみたいだけど。と思ったら。

■日高屋「ちょい飲み需要」で客数9%増、幸楽苑は「290円中華そば」が誤算、値上げの王将は?4大中華チェーンの現在地
(日刊SPA! - 09月13日 09:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=8474831
「4大中華チェーンの現在地」ですか。記事が取り上げるのが日高屋、幸楽苑、餃子の王将、大阪王将の4つですが、関東圏に集中する日高屋や東北・関東圏が中心の幸楽苑が「4大中華チェーン」とされるのに少々違和感がありました。しかし、店舗数を基準に見ると、関東の一都六県のみに400店以上がある日高屋が業界第3位で、店舗数が減少傾向にあるとされる幸楽苑が業界第4位、大阪王将は第5位、餃子の王将が若干減らしているとは言え全国に700店以上堂々の第1位(ご参考:日本ソフト販売「【2025年版】ラーメンチェーンの店舗数ランキングhttps://www.nipponsoft.co.jp/blog/analysis/chain-ramen2025/」)だそうで、ここに登場しない2位は長崎ちゃんぽんで知られるリンガーハットだとか。で、最近関西圏への積極的な出店が目立つぎょうざの満洲は100店強なので圏外となると、記事が「4大中華チェーン」と言うのもあながち間違いではないと言えますね。私は東京の人間であり、それぞれの中華チェーンはすべて利用経験がありますが、記事の言うことは概ねそうかなとは思いますが、私自身のインプレッションとは幾らか異なるところもあるので、そこを補足しながら。
さいたま市の大宮区を本拠とする日高屋は、東京都や埼玉県の駅前が主要な出店地で、記事が言うように「乗降客数の多い駅では出口の両側に出店する」例も大宮はじめいくつか知っています。事業会社たるハイディ日高がいくつかの業態を統廃合させて「日高屋」の現在の姿となったようで、昨年暮れの値上げで「中華そば」が390円から420円になるなど、小幅ではあるものの割安感はいくらか薄れた印象があります。それでも、客数は前年比で9%増、かつ、コロナ禍で落ち込んだ夜間の「ちょい飲み」需要も回復したとなると、結構健闘しているように感じます。だいたい、「味噌ラーメン」、「かた焼きそば」、「レバニラ定食」の何れかを食っています。
福島県を基盤とする幸楽苑は、「安さ」が有名でしたが、やはり利益を圧迫、290円での提供を廃止して店舗のスクラップ&ビルドを加速。不採算店の閉鎖を進めたとか。同様の展開は「中華食堂一番館」でも「かけラーメン」なるメニューであり、「それなりの味」と言う見方が一般的だったと思います。他に、「びっくりラーメン一番」の180円ラーメンがありましたが、破綻して姿を消していますね。私は、290円時代にたまに利用していましたが、今は利用する機会は無くなりました。記事では、「現在では極端な安売りをせず、中華そばを490円で提供しています。麺類は醤油・塩・味噌の3種類のほか、つけ麺を提供し、よくも悪くもスタンダードな中華屋という印象です。」とのことですが、極端な安さは利益を圧迫するとなると、良いことではないようだ、てな感じでしょうか。
記事の4チェーン中、最も利用頻度が高いのが京都発祥の餃子の王将です。東京進出当初あたりから利用していますが、当時は関西圏の餃子の王将とは違い、その多くが定食類や炒飯、焼きそばと餃子がメインメニューで、ラーメン類の販売はありませんでした。メニューの独自性が有名でしたが、一時期、社長の交代を機に画一化メニューに方針転換して客足が途絶えましたが、後年に狙撃事件で亡くなる大東隆行社長の時代に独自性路線に回帰、客足が戻りました。記事の言う「王将のスパルタ教育」や「王将調理道場」もこの時代に確立したようですが、店舗限定、店舗独自のメニューやセットメニューは近年大きく整理され、基本的なメニューを統一する方向に転じています。
しかし、価格帯は日高屋や幸楽苑よりは高めとなり、ランチなどのセットメニューが1,000円台となり、かつてのようなカジュアルな構成ではなくなりました。「極端な安売りをしていなかったため、もともと割安感は無く、昨今の値上げでも客離れは起きていません。」とのことですが、ファンが多く、毎年2回のスタンプキャンペーンの存在も大きいと思います。
一方、餃子の王将の2年後に大阪で1号店がスタートした大阪王将は、関東進出の遅さなどもあり、最近になって利用したチェーンです。店舗よりもイメージが大きいのが、記事で「強み」としている冷凍食品で、スーパーで販売される「大阪王将」ブランドの冷食からその存在を知りました。今もスーパーの冷食コーナーでは大阪王将ブランドは定番となりましたが、2024年度の売上高373億円のうち外食事業が159億円に対して冷食などの食品事業は215億円を占めると聞くと、なるほどと感じます。値段的には、餃子の王将よりもやや低いかなと思いますが、最近盛んに行われている、地域の食文化を紹介するメニューや、廃業寸前の「町中華」のリノベーション的出店とかに注目したいと思います。千葉市内の「大阪王将」で地域メニューを食いましたが、割と印象は良かったですね。
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