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2025年07月31日20:54

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7月30日(水)に発生したカムチャツカ地震から津波対策を学ぶ。今後30年以内で8割の確立で起こるとみられる根室沖地震について

<7月30日(水)に発生したカムチャツカ地震から、津波対策を学ぶ>

 今回、7月30日にロシアのカムチャツカ半島沖で起きた地震を契機に、災害対策をテーマに書き上げた。日本は2011年3月11日に起きた東日本大震災(通称3.11)を機に、人々の間でも災害に対する警戒感が俄然高まっている。カムチャツカ半島沖の海溝型地震が発生すると、首都圏の沿岸部の公共交通機関はストップした。太平洋沿岸部の住民は即座に避難を開始する。幸いにも大きな被害は出なかった。今回の津波対策は、近いうちに起こる可能性がある日本の太平洋沿岸での大地震に対する予行演習にもなった。北海道の根室沖では、30年以内に大型地震が発生する可能性は8割に上るとみられている。今回第1章は、カムチャツカ地震の被害状況についてまとめた。第2章は、将来発生が危惧される根室沖合地震の被害について検証する。

目次
第1章 7月30日に発生したカムチャツカ地震について
第2章 将来根室沖で大地震が発生する可能性を検証する


 

     第1章 7月30日に発生したカムチャツカ地震について

以下 カムチャツカ地震 2025年7月30日14時33分付 THE SANKEI SHINBUN
https://www.sankei.com/article/20250730-WNAKFJWOQFMKPO2BN4AACTD6DQ/

日本時間 午前8時30分前、ロシアのカムチャツカ半島にて、マグニチュード8,8の地震が発生した。震源域は、北アメリカプレートとユーラシアプレートの境目となる「千島海溝」と判明した。

写真=2025年7月30日に発生したカムチャツカ地震の震源域 掲載元 東京新聞 2025年7月30日18時54分付 https://www.tokyo-np.co.jp/article/425090
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加藤愛太郎・東大地震研究所教授(地震学)は、破壊された断層は500kmと推定した。カムチャツカ地震は、1952年のマグニチュード9,0以来となる73年ぶりの規模となった。今回の震源周辺の海溝では、太平洋プレートが年間約8センチの速度で、陸のプレート(北米プレート)の下に沈み込んでいる。二つのプレートの境目にはひずみが蓄積し、定期的に開放する。エネルギーを吐き出すことで、岩盤が揺れ動く。いわゆる地震波の発生につながる。千島海溝は「逆断層型」と呼ばれるタイプである。

断層面が傾いている場合、両側の岩盤のうち、浅い側を「上盤」、深い側を「下盤」と呼ぶ。 断層面を境として両側のブロックが上下方向に動くタイプを「縦ずれ断層」という。一方両側のブロックがすれ違うタイプは「横ずれ断層」である。「縦ずれ断層」のうち、上盤側がずり下がる場合を「正断層」、のし上がる場合を「逆断層」という。

 詳細 断層について 地震本部より
https://www.jishin.go.jp/resource/terms/tm_fault/#:~:text=%E6%96%AD%E5%B1%A4%E9%9D%A2%E3%81%8C%E5%82%BE%E3%81%84%E3%81%A6,%E9%80%86%E6%96%AD%E5%B1%A4%E3%80%8D%E3%81%A8%E8%A8%80%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

写真=断層の解説 掲載元 地震関連用語解説(随時更新します。2007/12/20最新更新)
http://catfish.the-ninja.jp/mat/yougo.html
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 実のところ、2025年7月30日のカムチャツカ地震には、前兆現象があった。7月20日には、千島海溝付近にて、マグニチュード7,4の地震が発生していた。本震前の一回り規模が小さい「前震」といえる。本震の前日となる7月29日に、千葉県沖合いにて、マッコウクジラ4頭が打ちあがっていた。

 加藤愛太郎教授によると、マグニチュード9,0を観測した「3.11」にも予兆があった。2日前となる2011年3月9日、三陸沖合いを震源域とするマグニチュード7,3の地震が起こっていた。さらに遡り、3月4日に茨城県鹿嶋市の海岸に50頭のカズハゴンドウが打ちあがっていたのである。{下記 参考日記 �〇仮函�2023年5月13日付 }

 日本では、カムチャツカ大地震に伴い、太平洋沿岸に津波警報が出された。危機意識から、沿岸部の公共交通機関は軒並みストップした。JR大船駅は、午前中の段階で終日運転を見合わせる見通しだとの情報を受けて、大混雑する。駅のタクシー乗り場には行列が出来ていた。気象庁が、午後8時45分に津波警報から、津波注意報へと警戒レベルを引き下げたことにより、公共交通機関も対応を見直した。SNSのX(旧ツィッター)の情報によると、午後10時にJR横須賀線の大船駅と九十九里浜駅間の運転が再開したとのことである。

 小田急江ノ島線も藤沢駅から片瀬江ノ島駅間は運行を休止していた。気象庁の警戒レベルの引き下げを待たず、午後8時30分には運行再開した模様である。

 太平洋沿岸では、岩手県の久慈港において、高さ130cmの津波を観測したものの、大きな被害は出ていない。翌日の7月31日、首都圏の交通機関は、平常どおりに動いている。


地震発生から時間が立つにつれて、震源域付近の様子も明らかになってきた。現地では1952年の大地震に伴う津波被害への教訓が生かされたようである。中心都市パラムシル島のセベロクリルクスは、当時1200名の尊い命が失われた。町を再建するうえで、高さ20m以上の高台へと住民を移転させていた。半島では最大高さ3mから5mの津波が襲来したものの、人的被害は最小限にとどまった。水産企業の施設は津波に破壊されたとはいえ、従業員は高台へと避難した。負傷者一人確認されたものの、死者は報告されていない。漁具は津波に取り込まれ、トラックと共に、プレハブがミシミシと軋むような音を立てて、押し流されていく。津波の破壊力を物語る映像を、高台に避難していた住民が撮影していた。

 写真=セベロクリルクスでの津波の様子 掲載元 記事詳細 JlJl.com 2025年07月30日18時48分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025073001068&g=int
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 確かに地震の直接の揺れによる家屋倒壊による死者は出なかった。津波の襲来に備えて、概ね住民たちは安全な場所へ移り、祈るような思いで下界の町並みを見つめた。死者は出なかったとはいえ、生活の糧となる漁船を初め、道具は概ね失っている。今後国の力を借りて再建していくことになる。
  


    第2章 将来根室沖で大地震が発生する可能性を検証する

 参考サイト 写真出展無記載 掲載元 めざましmedia 2025年3月12日付
https://mezamashi.media/articles/-/128846

日本列島では、当日朝から太平洋沿岸地域に津波警報が発令され、緊張感が漂った。翌7月31日(木)は、平穏な日常に戻っている。

 カムチャツカ半島に程近い北海道の根室沖から十勝沖では、最大限津波を伴う海溝型地震が警戒される。2019年から2024年まで5年に渡って、東北大学・災害科学国際研究所が、大規模な調査をした。3,11から14年を迎えるに当たり、調査結果を報告した。過去に繰り返し津波が襲ってきたとされる根室沖合は、近いうちに災害に見舞われる可能性が高い、と警戒を呼びかける。マグニチュード7,8から8,5クラスの海溝型地震が30年以内に起こる確率は、8割とはじき出した。

 写真=根室沖合いの地震の発生確率を示した図
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 これまでは津波堆積物の調査から、周期性を割り出し、エネルギー規模を推定していた。千島海溝にGPS機器を取り付け、陸側のプレートと海側のプレートの動きを測定した結果、歪が蓄積していたことが明らかになったのである。2つのプレートの移動速度が年間8cmと算定したのは、同チームだった。

 写真=プレートの解説図
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 根室沖合いでマクニチュード7,8から8,5の地震が発生した場合、陸地でも最大震度7の揺れに襲われることを想定する。より切迫感を示すため、北海道の東に位置する厚岸町で巨大地震による津波が発生した場合のシミュレーション動画を作成した。

 公開された映像を見ると、本震発生から30分で津波の第一波が沿岸部に到達する。15分後、海水は住宅の2階以上の高さにまで達していた。

 被害はさらに南へと及ぶ。北海道から千葉県にかけて大きな津波が発生する。えりも町や釧路町などでは、高さ26mの津波が及ぶ。函館市でも8.7mに達する。

 千島海溝の超巨大地震は過去6500年間での発生回数は、18回とはじき出した。平均発生間隔は340年〜380年になる。
17世紀(1611年〜1637年の間か)に推定規模M8.8の超巨大地震が発生して以降、同規模の地震は起きていない。周期性から、切迫性が高まっている。

 

 なお研究チームは、さらに太平洋沖の人口が密集する青森県東方沖から千葉県房総沖に跨る日本海溝地震の被害を想定した。

 「千島海溝」地震
・最大M 9.3
・死者数 10万人
・建物の全壊焼失 8万4000棟
・避難者(1週間後) 24万4000人

 「日本海溝」地震
・最大M 9.1
・死者数 19万9000人
・建物の全壊焼失 22万棟 
・避難者(1週間後) 57万8000人

 写真=2021年時点における日本列島の太平洋沿岸 巨大地震の被害想定について 掲載元 日本経済新聞 2021年12月21日10時15分付 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE142BR0U1A211C2000000/
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 日本では、古文書の津波記録を遡り、周期性を割り出し、その規模を推定した。科学の力によって、プレートの動きを図り、地震の前兆を掴もうとしている。{下記参考日記�Δ茲蝓�


現在の技術では、予測することは出来ない。火山噴火のように予知が出来れば、助かる命は確実に増える。避難区域の住民らは、貴重品を手にして、前もって、安全な高台へ逃れられる。

 2025年7月30日に起こったカムチャツカ地震を機会に、北海道の根室沖の住民は、津波への心構えが出来た。3,11を境に、防災・減災への取り組みが一段と進んでいる。

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 地震関連日記

��2023年5月13日付 相次ぐ地震 5月11日の千葉県北西部、北海道日高市でマグニチュード5の地震の詳細 5月6日石川県珠洲市の地震 過去の千葉県房総半島沖の地震について
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1985046889&owner_id=32437106

��2025年3月28日付 ミャンマーでの地震速報!タイのバンコクでは長周期地震動が観測される。https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1989673183&owner_id=32437106

��2025年3月31日付 ミャンマー地震の続報!日本では10年ぶりに南海トラフ巨大地震の被害想定を見直す 愛媛県伊方原発の備え、各地域の想定される津波の高さ
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1989693063&owner_id=32437106

��2025年1月17日付 阪神淡路大震災から30年 来るべき都市型災害への備え
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1989225950&owner_id=32437106

��2024年8月10日付 南海トラフ地震への備え 8月10日午後11時の情報 8月9日に神奈川県で震度5弱の揺れを観測 品川区は災害に強い街づくりへ着手する 7月から8月に乱降下する株式市場
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1988169576&owner_id=32437106

��2024年4月19日付 大地震の予兆を掴めるのか!研究最前線 4月17日の豊後水道沖地震について https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987415909&owner_id=32437106

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伊豆諸島沖で小型船沈没か
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=8415044
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