「バカと無知」 橘玲 著 を読みました。
新書ですが、非常に内容が濃い。
PART1 正義は最大の娯楽である。
一つのアイロニーのような人間の思考。
悪いニュースに強く反応する人間の方が、危険からすぐに逃げるから、生存確率が高い。
従って、悲観的な人間の方が生き残りやすく、世の中には悲観的な人間が増えている。
共同体では、被害の記憶は重要。加害の記憶には何の価値も無い。
従って、人間は被害を過大評価し、加害は過小評価する。
バカは自分がバカであることに気づかない。
バカは、自分を過大評価する。
能力の高い成績上位者は、周囲も賢いと考えるから自分の能力の評価は低めに見る。
上記の効果から・・
民主的な社会がうまくいくか? も困難な場合が多い。
モノゴトを決める場合、能力の高い者と低い者が話し合いで決めると、
バカに引きずられ間違った結論で行動することが多くなる。
能力に大きい違いがある2人が話し合うと、(自分の能力を過小評価している)賢い者が(自分の能力を過大評価している)バカに引きずられ、間違った選択をしてしまう。
これは、大きい組織では、起きる可能性が高い問題。
民主的な社会の根本的な問題であります。
個人的には、大会社で働いていた時に、強く感じました。
現代で、ポピュリズム政権誕生で国家が崩壊するのも、この延長上にあるのでしょう。
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