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2022年07月17日06:32

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大川小学校津波裁判「生きる」上映会

昨日は、仕事関連で所属する団体からの
案内を見て事前申し込みをしていた
「生きる」という映画の
試写会に行ってきました。

東日本大震災に関する
大川小学校津波裁判の
ドキュメンタリー映画だそうです。


上映場所は日本橋にある大蓮寺。
こんな用事がないとなかなか行かない場所です。
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本堂にて上映会がありました。
定員50名。
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「生きる」という映画は
大川小学校津波裁判を闘った人たちの
200時間を超える記録を映画にしたもの。

クラウドファンディングで資金を集めたそうです。
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↓
https://motion-gallery.net/projects/20110311kiroku/updates/41028

メインは
その支援者に向けての上映会。
私はクラウドファンディングのことは
知らなかったので参加していないのですが(;'∀')
縁あっての参加となりました。

・・・・・・・

2011年3月11日の
東日本大震災で
マグニチュード9の巨大地震が起こりました。
数多くの学校が被災したけれど、
74人の児童と10人の教職員が津波に呑まれ
命を失ったのは、
宮城県石巻にある大川小学校だけだそうです。
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地震が発生。
ラジオや行政の防災無線で
津波が来るという情報は学校側にも伝わり、
慌てて迎えに来た親もいました。
スクールバスも存在。

しかし、警報が鳴り響く寒空の下、
子どもたちは校庭で先生の指示を待っていたそうです。

地震から津波到達までは51分。
子どもたちが移動を開始したのは
その1分前。しかも、山ではなく
川に向かって・・・
「山へ逃げっぺ」と訴える子どもたちの声もあったようですが、先生の先導により狭い民家の裏をとおり三角地帯へ。

その間、津波は北上川を4キロ遡り、
堤防を越えて大川小を飲み込みました。

犠牲になった児童は74名。
(死亡70、行方不明4)
犠牲になった教職員は10名。

生き残ったのは4人の児童と一人の先生のみ。


「山に登る」という判断と行動がなされれば
子どもたちの命を守ることが出来たのでは?
どうして間違った誘導を行ったのか?


なぜ我が子が学校で最後を迎えなければならなかったのか、親たちは学校側に説明を求めます。
しかし、学校側の説明は二転三転。
矛盾だらけ。

ドキュメンタリーでは
学校説明会で親たちの怒号が飛び交う様子も
映し出されます。


その後、文科省が主導して、
1年の歳月と5700万円をかけて
検証委員会を発足しましたが、
その報告書は遺族に疑問が残るものばかり。
踏み込んだ議論がほとんどないまま、
2014年2月24日、終了しました。
https://www.e-riss.co.jp/oic/index.html


23名の遺族は、2014年3月10日、
損害賠償権の時効の前日に提訴。
宮城県・石巻市の法的責任を問うため
「大川小学校津波事故訴訟」を起こしました。

2016年10月26日第一審判決。
↓
「津波は遅くとも到来7分前までに予見でき、裏山に避難が可能であったと判断」

フォト

「大川小に過失 仙台地裁、遺族へ14億円賠償命じる」
https://www.youtube.com/watch?v=rUMvn3R9fyM

双方が控訴。


2018年4月264日控訴審判決。
↓
「平時から油断せず、津波の危険性を検討し、適切な避難場所を定め、訓練をしていれば、あの日15時25日の広報車の放送を待たずとも、地震後早い段階で、安全な場所への避難が可能だった(原告側勝訴)」
フォト



2019年10月10日
最高裁が宮城県・石巻市の上告を棄却。
仙台高裁の判決が確定しました。


この映画は、
判決を勝ち取るまでの
遺族の闘い、そして活動の様子が
詰まりに詰まったものでした。



視聴しながら、何度も涙が頬を伝わりました。
言葉にできない思いが
何度も胸にあふれてきました。
うん・・・
言葉にできません・・・

視聴後、シンポジウムがありました。

小さい集まりなので、主催者側と近い・・・

司会者の会津泉氏、寺田監督、弁護団の吉岡和弘弁護士、
ジャーナリストの大谷昭宏氏、遺族の紫桃さん、斎藤雅弘弁護士の6人。

なんだかそうそうたるメンバーです。

寺田監督は、今後、
この映画の上映に向けて動かれるとのこと。
来春あたりから公開されるようです。
先に見せていただき、感謝。


弁護団と言っても、
メンバーは豊田商事事件のときに活躍された吉岡弁護士と斎藤弁護士の二人だけ。
たったお二人で、このすごい裁判をなさったらしい。
多くの弁護士でやると、意思決定が
遅くなるから・・・ですって。

国賠訴訟で勝つって、
ほんとすごいことです。

先生方は、
大川小学校と津波国賠訴訟の本
「水底を掬う」を
お書きになっています。
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https://www.shinzansha.co.jp/book/b10001500.html


遺族の紫桃さんの
「子供に恥じない生き方をしたいと思います」というコメントが胸に刺さりました。


そして想像を絶する遺族の悲しみ。
みんな心にダメージを受けています。

裁判をするにあたり、
命の値段を金額に表さねばならない辛さも
改めて知りました。


誹謗中傷など、
遺族をこれ以上悲しませるようなことが
ありませんように・・・と強く思います。



※2022年3月13日放送の『BS朝日 日曜スクープ』で
放送されたので、これを見ると分かりやすいと思います。
フォト

↓
https://www.bs-asahi.co.jp/sunday_scoop/interview/109/


※テレ朝スクープ(動画)
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https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000248616.html


※追記
映画のテーマソングでもある
「駆けて来てよ」という歌の
ミュージカルもあります。
↓
https://vimeo.com/ondemand/kaketekiteyo


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