ドイツで16年の長期に首相だったメルケルのドキュメンタリを見ました。
2021年フランス製です。
フランスでドイツ首相のドキュメンタリを作ったのだから、客観的だと思います。
個人的には、東ドイツの人間が統一ドイツの首相になったのも不思議だし、16年の長期に首相を勤めたのも不思議に感じていました。
彼女の父親は、プロテスタントの牧師。
戦後、ドイツが分裂の時に、東ドイツを選ぶために移住したそうです。
個人的には、信じられない誤選択ですが、地道で質素、真面目な人だったので、平等社会を標榜する共産主義に夢を持ったのかもしれません。
その東ドイツで勉強好き、極めて成績優秀な生徒だったそうです。
特に総合的に考える力が秀でていた。
大学生の時に、初めて東ドイツ体制の不自由さを知り、プロパガンダの無い物理と化学選択。
1989年にベルリンの壁が崩れて、政治が転換した時に、政治の世界に入りました。
多分、選挙で理想の社会を実践するため?
冷静な対応と決断で首相になりました。
アメリカのサブプライムローンのリーマン危機の際には、ユーロの資金を融通することを拒否。世界の危機では無く、アメリカの金融危機だからとの理由で。
難民問題では、人道上必要だからと難民を多数受け入れ国民の反発を買う。
ギリシャ危機では、ギリシャで解決すべき問題とユーロの融通を拒否。
これらの判断を見ると、人道的に優しいが、堅実な自助努力を求めるトップです。
人道的だが、生活姿勢には厳しい。
多分、政治世界の金権体質なども多く見ているでしょう。
これだけの権力を握りながら、権力に固執せず、自ら退職を選ぶのも珍しいと思います。
汚職や名誉欲には無縁の人だと感じました。
政治家として私生活を一切明かさないし、家庭のことなどは明かさない主義です。離婚してからも姓を旧姓に戻さないのは、東ドイツの親の選択には大きい不満を感じていたのかもしれません。
ログインしてコメントを確認・投稿する