mixiユーザー(id:689360)

2022年03月05日08:22

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半導体の地政学。

首記の本を読みました。
半導体が巨大産業になっていますが、その実態が良く分かっていないので現実を知っておきたいと考えて読みました。

今や半導体は、軍事も絡む戦略物資。バブル時代は、日本のメモリ半導体などが世界を席巻したので、米国に潰されて今では見る影も無い。2019年には、中国のファーウエイがセキュリティ上の危険性から潰されました。半導体産業は、色々な製造装置、シリコンなどの素材、その他の技術が複雑に絡み合って、そのどれかが欠落すれば作れない。最先端の露光装置は、オランダ企業の独占。かっての日本企業は脱落。

製造装置、素材、半導体の要素回路の設計など100以上の企業の揃いが無いと作れない。それぞれが独自に動いているから、過不足も酷い。これらを合理的に同期できればはるかにスムースに安く製造できる。最先端半導体の製造については目下はTSMCが圧倒的。軍需も含めた国家保安、地政学上の理由からアメリカは最先端の工場をアメリカに誘致。採算上は不利でも、TSMCはアメリカに工場を建設中。

 ちなみに、本の表紙の写真は世界一高速コンピュータ富岳用の半導体。約2センチ四方のチップに87億個相当のトランジスタが食み込まれている。
半導体全体像として、日本の影響力は小さくなっているのが残念。

 日本経済新聞の私の履歴書は、ワープロ一太郎で一世を風靡した元社長が執筆している。奥さま、旦那様と同級生であり、同等以上?のプログラマー技術者。現世代の新しい起業のあり方かもしれません。米国の圧力でワープロは潰されたけど、未だ健在なのは喜ばしい限りです。
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