首記のドキュメンタリを見ました。
一昔前、DDTが消毒薬として広く使われました。
日本でも、戦後、しらみ退治などで子供たちに吹き付けられたような記憶があります。
世界で農薬として5億人を飢えから救ったと言われている。
この発明は、ノーベル賞を受賞しました。
その後、生体内の濃縮連鎖で、発癌や不妊の恐れがあるとの本が出版された。
大ベストセラーになり、J.F.ケネディ大統領の質疑でも取り上げられた。
ニクソン大統領の時代に環境保護庁が新設された。
1971年DDT公聴会が開かれ、公聴会では体内濃縮されても指定の量を守れば毒性低い。 との結論。
ところが、この公聴会に一度も出席しなかった長官によって、環境のための名目で全面的に禁止になった。
ニクソン大統領は、大統領選に向けて自分の優位性を高めるため環境保護時代の大衆に迎合して全面的に禁止にした。
1955年に始まった マラリア撲滅運動では、蚊を退治するためのDDTが供給されないのでマラリア撲滅が不可能になり、1969年中止。
その結果、発展途上国の子供たちはマラリアのために数百万人が死んだ。
2006年マラリア対策にDDTが再び使われるようになった。
安価、害が少なく、蚊を退治するので、マラリアに大きい効果がある。
アフリカ諸国では、現在では環境に害を及ぼさない範囲で使用されている。
万能薬から公害の危険な薬に転落。
でも、有用性が大きいので、使用量に注意を払いながらの復活と変遷しました。
歴史で評価が大きく変わる化学物質がある。
その他にも冷媒ガスのフロン。
サリドマイド。
水俣病の水銀などがある。
薬剤の評価とは、難しいモノです。
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