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2021年12月07日06:29

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裕子ちゃんのはなし

昨日は12月6日、
裕子ちゃんの誕生日でした。

裕子ちゃんは新卒で
働いた職場の同期。

同期は150人いたのだけど
みんな県内にバラバラに配属。

廊下を挟んで向かいの課になった
私と裕子ちゃんは
とても仲良くなりました。

私より3つ下で弟と同級生だけど
とても頼りがいがあって
年下だなんて感じたことがなかったな。

お昼休みは私の席にお弁当を持って
来てくれて二人でおしゃべり。

お互いとても忙しい職場だったけれど
励まし合って楽しく過ごしていたね。

二人で熊本旅行に行き、
八代に単身赴任していた私の父の家を
宿にしたこともあります。

そのときに父の車で
ドライブも車(RV)

五木村へ行ったり、
出水の鶴も見たよ。

今、考えると貴重な機会だったなぁ。

私が22歳から25歳までの
3年間のOL生活(!?)は
裕子ちゃんと共にありました。

県外の彼と結婚するため仕事をやめるか、
彼と別れてバリバリ働くことを選ぶか、
天秤にかけること3年・・・
結構悩み、
いっぱい相談にのってもらった気がします。

結婚祝いには手作りの
アルバムをもらいました。
銀色夏生さんの詩と写真で
飾られたそのアルバムは
今もわたしの宝物です。

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そして・・・
裕子ちゃんと言えば、
今でも忘れられない、
彼女に申し訳ないと思っていることが1つあります。

それは私が結婚退職する
最後の出勤日3月31日のこと。

裕子ちゃんは、
私が職場を去るときに渡そうと
こっそり花束を用意してくれていたのです。

それは私の大好きな
ピンクのチューリップの花束。
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退庁時間になりました。
私は、自分の課のみなさんに
最後の挨拶を済ませ、
部屋を出ました。

いつもならその後
裕子ちゃんが働いている部屋を覗き、
彼女とアイコンタクトウインクをしてから帰るのが
ルーティーン。

なのに、なのに・・・泣き顔

私ったら、ルーティーンを
この大事な最終日に
しなかったのです。

言い訳にはなりますが、
このあと、我が家で別の仲間と
(私の)お別れ会が予定されていたので
そのことで頭がいっぱいになって
慌てて帰ってしまったのです・・・・。

裕子ちゃんは
私が彼女に声を掛けてから
帰らなかったため
せっかく私のために用意した
チューリップの花束を
渡すことができませんでした。


わたし、一番最後の日に
こんな大事なことを省略してしまったのです。

「ピンクのチューリップ、
渡そうと思って用意していたんだよ〜」

夜、彼女からそのことを聞き、
ショックでたまりませんでした。

当時、彼女は総務の仕事をしていたので
年度末は多忙を極めていました。
翌日の4月1日は休日だけど
出勤するとのこと。

私も行くよ〜と
彼女の職場へ出向き
バケツに浸かってたチューリップの
花束をもらって帰ったわたし。


四半世紀経った今も
この軽率な行動が心の傷として
残っています。

裕子ちゃん、
あのときはごめんね〜


私はたったの3年で仕事を辞めたけれど
彼女はずーっと辞めないで働き続けています。
フルタイムで子供二人を育てて
大変だっただろうなぁ・・・


幸いなことに、今でも
裕子ちゃんとはメールで繋がっているので(^^)
昨日は、誕生日おめでとうのメールを
送ることができました。

毎年12月6日になると
彼女のことを思い出すとともに
この出来事がチクリと心に刺さります。

もし、
過去に戻ることができるのなら
1995年3月31日の17時半に戻りたい。
そして、「帰るね〜ウインク」と
裕子ちゃんに声を掛けたい私です。

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