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2021年03月15日23:21

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連勝はしているが、やはり"辛勝"の印象は拭えないか。

■白鵬、連勝スタートでも無言貫く 理事長「良い時にはほど遠い」
(朝日新聞デジタル - 03月15日 20:46)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6446961
大相撲三月場所二日目、横綱白鵬は前頭筆頭宝富士を小手投げに退け、角番の大関貴景勝も先場所の覇者小結大栄翔を突き落としで制してそれぞれ初日から2連勝とし、小結御嶽海の寄り倒しに屈して黒星スタートとなった大関正代が立ち合い前頭筆頭阿武咲の突き押しに後退するも、相手の引きに乗じて足を運んで押し出しに仕留めて初日を出した一方、大関朝乃山が小結高安の寄り倒しに屈し、横綱・大関陣での連勝は白鵬と貴景勝の2人となりました。
今日の横綱白鵬は、立ち合い左手を宝富士の顔の前に出して気勢を削ぎ、互いに右差しの形になって一旦土俵中央で止まり、右四つで組み止め一呼吸置いて、宝富士が前に出てきたところを瞬時に体を開いての小手投げで勝負あり。左上手が取れない展開で少々時間を要する展開となったこの一番の白鵬について、八角理事長(第61代横綱北勝海)は「まだまだいい時には程遠い。体がまだ動いていない」と指摘していましたが、昨日に続いて取組後の支度部屋での取材対応では沈黙を守り、かなり神経質になっている様子が窺えます。白鵬理事長はその一方で「徐々に勝っていけば乗ってくると思う。勝っていけば動いてくると思う」と、番数をこなして中盤戦、終盤戦に進んで行った際に、本来の白鵬の土俵に戻って行くと見ているようです。とは言え、初日結びの一番を担当した審判長の錦戸親方(元関脇水戸泉)も指摘したように身体の張りに欠け、4場所連続休場のブランクを感じさせるところは否めない感じはありますね。
三大関のうち角番の貴景勝は、先場所優勝の小結大栄翔を立ち合いから何度も下から低くぶつかって腕を伸ばし、大栄翔が突き押しで応戦するも左に開いて左の突き落としで倒して勝負あり。場所前に17kgの減量をして今場所に臨んでいますが、動きの早さなどを見るに、相応に効果があったようです。
正代が阿武咲を冷静に押し出した一方、突き押しに後退するも、朝乃山は場所前の合同稽古で歯が立たなかった小結高安相手に立ち合いから後手に回って廻しを奪えず先に左上手を取られて防戦一方となり、土俵際に追い詰められた末の寄り倒しに屈して黒星。稽古量の少なさを指摘されることもあった大関陣ですが、貴景勝が好調な土俵の一方、他の二大関に安定感が乏しい印象が残りました。
さて、今場所の注目の一つが大関復帰のトライアルの場所となった関脇照ノ富士ですが、今日は前頭二枚目の若隆景が対戦相手。立ち合い、若隆景を左で張って捕まえるも廻しを取れず、右差しを許す展開となりましたが、その差された右腕を抱えて小手投げで振って、若隆景の体勢を崩しての押し出しで2連勝。やや強引にも見えるような下手投げで制した初日の北勝富士戦に続くこの2日間について、八角理事長は「昨日から強引ではあるけど力の差を感じる。元大関というか」とコメント、さらに「体調がいいんじゃないかな。膝の調子がいいから強引に取れる」と続けていますが、今日のテレビ正面解説の荒磯親方(第72代横綱稀勢の里)も「優勝争いの本命」と評した照ノ富士がどこまで星を伸ばすか、「三役で直近3場所33勝」とされる昇進の目安に9番で達すると言っても、やはり最低10勝はしたいところで、賜杯レースの行方と共に注目度も高まると思います。
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