昨日の説明は不足していたから捕捉するね。
MTFのみならず女装者の大半は女性として生きたいと願っているようだ。
それではXYという性染色体を持ちながら女性として生きたいと願う原理を話そう。
普通の女性の大半はXXの性染色体の組を使っているだろう。
同じ物質は固く結びつく性質がある。
砂糖や食塩でも何の力を与えないのに固まることがあるだろう。
これがXXでも起きていると思うのだ。
ところがXYならどうだろう。
元々はXもYもXそっくりの祖先型性染色体という名の常染色体だった。
つまり2本の祖先型性染色体を巧みに使って雌雄を表現していた。
ところがXとYに分かれたことから悲劇は起こるのだ。
つまりXとYという別物になったことだ。
砂糖だけで纏まっていたところが、砂糖と食塩という異なる物質の混合体になったのだ。
それで砂糖も食塩もそれぞれの主張を始めたのだ。
先日話したように、真核生物時代には雌としてレスビアンセックスで子供を作っていたね。
幾つもの真核生物が集合して多細胞生物に進化してもやはり雌の集合体だった。
さてY染色体のSRY遺伝子という男性化決定遺伝子にはルーツがあったのだ。
それは多細胞生物に進化したときに生まれたOTOKOGIという遺伝子だった。
「SRY遺伝子は男性化を推進する」と説明されたりするだろう。
それって正確には嘘なのさ。
万能細胞ってあるだろう。
手や足や内蔵さえも元は同じ万能細胞だった。
万能細胞から異なる二百種類の働きをする個々の細胞になったのだ。
SRY遺伝子によって女性化することが抑制されて男性の身体になったのだ。
多細胞生物になってからは真核生物のときより多くの食料を必要とした。
そこで生殖が中心の雌だけでは食料の探索が困難となった。
そこで遺伝子を与えるだけで子供を生まず食料を探す性である雄が必要となった。
雌としての働きを抑制するためにOTOKOGIという遺伝子が作られた。
つまりOTOKOGIという遺伝子は男性化遺伝子ではなく女性化抑制遺伝子だけだった。
SRY遺伝子もOTOKOGI遺伝子と同様で男性化遺伝子ではなく女性化抑制遺伝子だったのだ。
ところで砂糖と食塩の話のようにXとYとは独立した別物だ。
YのSRY遺伝子はXの男性化遺伝子群に働いて身体を男性化する。
XとYとの結びつきが強ければXはYに拘束されて普通の男性となる。
ところがXとYとの結びつきが弱いとそれぞれが別な主張をする。
つまりXは本来の性質から女性化しようとする。
心の性と言われる原理はX本来の性質なのだ。
「女性として生きたい」と願う気持ちはこんなX本来の性質の所産だ。
MTFのみならず女装者の大半はこんな性質に縛られて男性として生き辛いのだ。
つまりMTFや女装者の大半の性は『男性』ではなく『女性』であることになる。
従ってSRSしたMTFが言う「元男性」は正しくなく「元は男性の身体だった」と言うべきなのだ。
性染色体が指定する性を変更するのは無理だからだ。
心はずっと女性のままで、上着を男物から女物に変えたに過ぎないと理解すべきなのだ。
ところでFTMはこれとは異なる原理で発生する。
しかもFTMはY染色体のSRY遺伝子を持たないからと闘争本能を持たない。
FTMを本物の男性として愛するなら悲劇が発生するのである。
いかがであろうか。
MTFや女装者の大半の人は身体に関わらず「私は女性なの」と主張して生きるべきなのである。
ログインしてコメントを確認・投稿する