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2018年08月06日12:17

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ワイルド7 二次創作 新ワイルド7最終章 第一章 ブラッディ・クロス ��

戦車が残り一台になったところへ、馬力、リープヒェンとともに戦車に後ろから駆け寄り、馬力がハッチを開けたところへ、リープヒェン、催涙弾を投げ込む。
ボムッと破裂して、いたるところからCSガスの煙が噴き出る。
涙が溢れ、激しく咳き込みながら慌てて外へ出ようとする乗員たちを、次々と殴って雪原へ放り投げる馬力。
その横から滑り込むように、ガスマスクを装着したリープヒェン、操縦席に座り、エンジンをふかす。
同じく、ガスマスクを着けた馬力、急発進した90式戦車に仰け反りながらも、車長ハッチから双眼鏡で前方確認しながらリープヒェンに指示を出す。
グワッと爆走しながら、自衛隊の輸送トラックを破壊しつつ、オプシヌプリ湖を回るようにして進み、ホテルへ接近する。

空中から残り三機のアパッチ、二機は狙撃方向の高圧電線の鉄塔を攻撃しに回り、もう一機は戦車を破壊すべく大きく弧を描く。

「クレッシェンド・・・!!」と天田、スコープを覗いて、両側から迫る二機のアパッチを無視して、馬力とリープヒェンの乗る戦車に向かって突っ込むアパッチを狙って引き金を引く。
コクピットが正確に撃ち抜かれ、そのまま湖に突っ込んで派手な水しぶきをあげる。

鉄塔の天田と画竜に照準が合わされ、射撃手の親指がトリガーに触れた瞬間、鉄塔の根元が爆発し、鉄塔がアパッチに向かって倒れてくる。
慌てて避けようとするが、倒れる鉄塔の上を走る二台のバイクの重みで、倒れ方が加速し、一機はローターを鉄塔に激突させてそのまま雪原へ叩き伏せられてしまう。
その直前、バイクに乗る天田と画竜、アクセルを目一杯ふかし、残り一機へ突っ込むようにして、急に脱力するようにひらりとバイクから降り、雪原へと着地する。
無人の二台のバイク、倒れる鉄塔からジャンプし、最後のアパッチに命中し、グワッと炎上し、そのまま墜落してしまう。

それから、天田と画竜、あらかじめ停めてあったトヨタ・メガクルーザーに乗り込み、ホテルへ向かって爆走する。
「まるでサーカスだよ!!結構ビビッたぜ、おらァ」と天田。
「初めてにしちゃ上出来だナ」と画竜。
「昔、ホントにサーカスにいたんだって?」
「ああ・・・弟と二人で空中ブランコをやったりナ・・・兄弟で花形スターだったもんだ」
運転しながらフッとカイゼル髭を揺らす画竜。

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ホテルのフロントへ突っ込み、そのままロビーを蹂躙し、戦車から馬力、ガスマスクを外して、M134-A2を手に、続々と現れる見張りのロシア人テロリストを射殺する。

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降りた馬力に続き、ステアーAUGを手にしたリープヒェン、ひらりと降りて、会場に向かう廊下を走りながら、出会い頭にテロリストを撃ち倒していく。

会場に到着したリープヒェン、ドア越しにピースメーカーの一斉射撃を受け、慌てて床に伏せる。
おまけに、キングのAA12 Automatic Shotgunのフルオートを食らい、追いついた馬力に両脚を引っ張ってもらって、跡形もなくなったドアから危機一髪逃れる。

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「やめろ!!俺たちはアンタたちを助けに来たんだ!!外の自衛隊とは違う!!」と馬力。
「では何者かね?」と梶田。

そこへ、キングの手、劉の手、梶田の手をそれぞれ撃ち抜いて、ピースメーカーとショットガンを床に落とさせた、飛葉、クロス、マックが三方のドアからバイクごと現れる。

「ワイルド7!!」

コルトウッズマン357マグナムカスタムをホルスターに収めながら名乗る飛葉。

続いて到着する天田と画竜。
揃った七人を前に、血まみれになった利き手を下げながらも堂々と対峙するキング、劉、梶田の三人。

「ほほォ、おぬしらがあのワイルド・・・成沢もええもん作ったものよの・・・」と梶田。
「噂には聞いている・・・昔になるが、我が国のスパイを片付けたことがあったな・・・生き残りからそやつの名前を聞いたが・・・」と劉。
「飛葉!!・・・おまえの名は私の心にトゲのように深く突き刺さっておるわ・・・おまえが始末したジャクスン兄弟は私の従兄弟!!」とキング。

「して?もう一度聞かせてもらおうかィ・・・我らをどうすると?」

「あんたらは証人だ。ご同行願おうか」と飛葉。
ニヤッと笑う三人。

そこへヒィヒィと這いずり寄ってくる花田首相。
腹を撃たれたらしく、血の跡がカーペットを濡らしている。
「おぬしらの目的がVIPの救出ではないとすれば・・・このように・・・」と梶田、左手で素早く十四年式拳銃を引き抜き、花田首相の頭部を撃ち抜く。「・・・殺してしまっても構わぬわけだ」

「どうぞご勝手に・・・しかし、俺たちに銃を向けないで頂きたい・・・でなければケガしてここから出ていくことになる・・・」とクロス。

「ふん、ほざきよるわ、小僧!!」と梶田、老人とは思えぬスピードで跳躍し、クロスをねらい撃ちする。
クロス、ヘルメットを下げて、弾丸をはじき返し、横っ飛びに転がって、梶田の左手をコルトウッズマン357マグナムカスタムで撃ち抜く。

劉、左手でトカレフTT-33を抜いてマックを狙うが、マックにウィルディで指ごと撃ち飛ばされてしまう。

キング、左手に構えたコルトガバメントで飛葉を撃とうとするが、引き金に力が入る前に、左腕のスジをコルトウッズマン357マグナムカスタムで撃ち抜かれてしまう。

うずくまる三人に近寄る飛葉たち、三人の唱和を聞く。

「・・・我らピースメーカーは武力で平和を得るために、武力に生き、武力に死すものなり・・・」

そこで、馬力、絶叫する。
「危ねえ!!奴ら、自爆する気だ!!逃げろ!!」

飛葉たち、素早くバイクに乗り、それぞれ天田、画竜、馬力、リープヒェンを拾って全速力でホテルの外へ飛び出す。

梶田、ブルブル震える血まみれの右手で敬礼し、三人そろって目を閉じる。

大爆発。

轟音とともにホテル全体が吹っ飛び、衝撃派が辺り一面に広がり、遠巻きに見ていた警察、報道陣、野次馬をなぎ倒してしまう。

飛葉たちはバイクごと湖へジャンプして潜り、辛うじて助かっている。

バイクは沈むままにして、岸に泳ぎ着いた中で、天田、「くそォ、みんな死んじまった・・・!!」とボヤく。
「とんでもないオジイチャンたちね・・・」とリープヒェン。
「あんなの、生け捕りに出来るわけないって!!」とマック。
そこで飛葉、「みんな過去へ通じる・・・クロス、確か、成沢って言ってたナ?」とクロスに振る。
「ああ、言ってた・・・」
「成沢・・・どこかで聞いた名だ・・・証人はそこから連れて来るしかねえな」

草波邸。
モニターで大爆発するホテルを見ていた草波、飲んでいたキリマンジャロをテーブルに置き、携帯を取って飛葉に連絡する。
しかし、つながらない。
そこで切って、今度は菊川に連絡を取ろうとして・・・

殺気を感じる。

そろりとワルサーPPKを取り出し、静かにハンマーを起こすと、構えて、殺気を感じた方向へ銃口を向ける。
そこにはドア。
ドアの影から現れたのは、水戸。
「草波さん、俺です」
「おまえか・・・私を撃ちかねん気配だったぞ」と草波。
「本気で撃ってしまいたいところですがね・・・秘熊の居所を突き止めました」
「何!!どこだ!?」
「ロシアに極秘亡命してました・・・現在はグルジアにいます」
「よし、飛葉たちが生きて戻ったら、暗殺部隊を編成して、今度こそ仕留める。おまえは引き続き、英機関の生き残りを監視、行方不明者を捜索せい」
「了解・・・」

水戸が運転するワゴンとすれ違うように、草波邸の裏側に停まるドゥカティ。
乗っているのは、ミラーサングラスをかけた白髪の女である。
バイクから降り、ダネルMGLを手に草波低に忍び込む・・・

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