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2018年08月01日06:58

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精進料理こそ料理の神髄でしょう。

「料理ができる」の基準とは、
その気になれば、精進料理が作れることでしょう。

精進料理は、道元や栄西らの中國留学組の禅僧が持ち帰ったものがベースとなり、その後、茶道や黄檗禪と関係しながら発展しました。

禅宗とは、よりよく生きるための手段ですから、起居座臥全てが修行になります。
思想がしっかりしていることもそうですが、禅宗のお蔭で今の料理技法の全てが揃ったといっていいかと思います。

意外なことに、精進料理のスタンダードはありません。流派によって違います。
それもそのはずです。
道元の『典座教訓』には、
所謂調醍醐味。未必爲上。調莆菜羮。未必爲下。捧菜擇菜之時。眞心。誠心。浄潔心。可準醍醐味。
(山海の珍味が最上とは限らない。菜っ葉汁が悪いとは限らない。素材を選ぶとき、清らかな真心や誠があれば山海の珍味に匹敵する)
と、ごもっとも…としかいいようがない、当然至極なことが書いてありますから。
真心とはここでは端的に、工夫と手間のことです。

道元という人は、ウソはもちろん、強がりを言わなかった人です.
工夫を凝らし手間を惜しまなければ、どんな材料でも、新鮮だったら、本当に醍醐味を作れます。
「不味いが心がこもっているから…」というチャチな理屈ではありません。

大豆から豆腐を作り、わざわざ揚げる。揚げたものを、また、煮る。がんもどきは、鳥のガンに似ている味だから、そう呼ばれているという説があります。雁は食べたことがありませんが、ホンモノのがんもどきは、うまいです。擂る、絞る、揚げる、煮る。そういう手を尽くすことでしょう。
それと酢の物、焼き物、蒸し物、漬物です。

クライマックスは、精進出汁です。
残念ながら、材料が高い(カツオやいり子を抜くと使う量が多くなるから大変)ですが、大豆と昆布、かんぴょう、椎茸を使い、塩や醤油を控えると抜群です。

がんもどきと、芋と生麩の煮物
胡麻豆腐
枝豆の擂り流し
コンニャクと菊の酢の物
けんちん汁
トウモロコシとカボチャの精進揚げ
茄子の焼き物
かやくご飯と胡瓜の糠漬け
汁粉
煎茶

そういうものを食べたいです。
ちなみに、豆腐もがんもどきも、クックパドに山ほどレシピがあり、作るのは簡単です(大変ですが、手間と時間がかかるだけ。技術はあまり要りません)
生麩は作ったことがありません。抹茶を入れて、葉月を気取るのも楽しそうです。


■「料理ができる」の基準は何ですか? 街の人に聞きました!
(TOKYO FM + - 07月31日 20:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5224689
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