田原俊彦は85年末の「It’s BAD」11.5万枚を最後に、その後7作連続で累積10万枚を切る低迷ぶりで87年にはついに紅白落選と八方塞がりの状態でした。そんな中88年「教師びんびん物語」の主題歌として「抱きしめてTONIGHT」が発表されます。
田原俊彦にとり、まさに起死回生の一作になるとともに、筒美京平にとっても老若男女問わず幅広い層から支持を受けた「最後の大ヒット曲」と言えましょう(これより後年に、NOKKOやkinki kidsなどと組んでヒット作《売上では「抱きしめて〜」を大幅に上回っている》を出しますが「抱きしめて〜」のブームの広がりには遠く及ばないと思います。)88年の紅白には当然のように選出されるんですが、出場歌手の発表があってから辞退してるんですね。これは完全に前年の落選に対する報復でNHKとの間に軋轢を産むことになってしまいます。
作詞/森浩美 作曲/筒美京平 編曲/船山基紀 の布陣
トム・ジョーンズ「ラヴ・ミー・トゥナイト」を当時流行していたディスコ・ユーロビート系に置き換えたら…がコンセプト。筒美さんは少年隊「仮面舞踏会」でも「ラヴ・ミー・トゥナイト」を大胆に導入してます。ホントに筒美さんて調理するのが上手いですよね。今回の「抱きしめて〜」の方が「ラヴ・ミー〜」により近い感じがあります。そういえば編曲の船山さんは「仮面舞踏会」も手掛けてます。筒美さんからの「指定」はあったと推察されますが、イントロのブラス!素晴らしいですね。
発売88年4月22日 最高3位 登場24週 27.9万枚
オリコン 各週数は10位以内
7-7-5-5-4-5-4-3-3-7-7-12-15-17-20 11週 27.9万枚
このアクションでバブリーチャート時代に現れていたら、80〜90万枚…あわよくばミリオンも狙えるアクションと言えましょう。
かじやんチャート
9-5-2-2-2-3-2-2-1-2-5-6-8-12-13-19 13週 137,397点
時代がレコードからCDへの端境期でしょうがないのですが、得点が13万点越えでセールスがたったの28万枚という、このギャップ!逆のパターンは多数存在しますが(←セールスが莫大で、総合チャートの得点が少ないやつね)、抱きしめて〜のパターンはちょっと他に思い当たりません
ザ・ベストテン
5-4-1-2-1-1-2-2-1-2-2-5-6-7-11-12-16 14週 143,569点
ザ・ベストテンでは83年「さらば夏」以来の、かじやんチャートでは要素にハガキが無いことで81年「恋はDO」以来の1位獲得となりました 。この年の年間1位に輝いております。
元ジャパニーズの乃生氏 当時はCHA-CHAと2足ワラジだった木野氏 そして田原俊彦が 揃って初めて出せる様式美。なんと言っても3人のフォーメーションによる、カッコよすぎる ダンスが見せ場でしょうね。歌唱も安定し・・・トシちゃんって歌唱力UPしましたよね〜。余談ですが「歌いながら踊る」って非常に大変なんですよね 〜。トシちゃん、ピンクレディーとかマジで尊敬します。
数年前のHEY-HEY-HEYに出演し圧巻のメドレーを披露して以来、表舞台に返り咲いた感があるですが(これによりもっとレギュラーが増えると思った)ここのところはTBSの爆報フライデーくらいしかお見かけしないのは残念です。個人的にはバラエティーにおける田原俊彦っていうのはあまり向いていないように思うんですね(気の利いたコメントがさほど出ない)
年齢を感じさせないダンスパフォーマンスの点では、郷ひろみにも引けを取らないと思うんですね。お二人ともストイックに日々の鍛練を積まれているんでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=VkZGpw1iMRc
↑ベストテンより。この時のパフォーマンスはダントツにカッコええ〜。今のジャニタレ達は是非見習ってほしい
https://www.youtube.com/watch?v=_j05jPGe08Y
↑トップテンより。トップテンなんだけど割と好きなセット。この頃はモテまくってたんでしょうね
https://www.youtube.com/watch?v=vcWvNmUG3FY
↑元ネタ トム・ジョーンズ 「ラブ・ミー・トゥナイト」
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