今年お初の名曲選です。今更ながら本年もどうぞよろしくお願いいたします。
85年の今頃から3月にかけて大ヒットした「そして僕は途方に暮れる」の紹介です。タイトル・歌詞もメロディーラインも秀逸ですが、僕的に印象に残っているのは大村雅朗さんのアレンジですね〜。派手さはないんですけど非常に淡々とした木琴のようなサウンドがツボで癖になります。淡々としてるんですけど不思議と飽きないんですよね。
Cメロの部分いいですよね〜 メロディー・サウンドとも盛り上がる部分です。ここにかぶってくるキーボードが琴線に触れるんですよ〜
作詞/銀色夏生(ぎんいろ なつを・女性) 作曲/大澤誉志幸 編曲/大村雅朗 の布陣
エッセイスト・詩人でもある銀色さんは82年頃から作詞も手掛け、作詞家としては83年沢田研二さんへ提供した「晴れのちBLUE BOY」が話題に。沢田研二的には、問題作「背中まで45分」《最高20位 登場12週 8.7万枚》の次作で、起死回生の大ヒットを狙ったがイマイチ《最高11位 登場9週 9.5万枚》な成績に終わる。ちなみに「晴れのち〜」は「そして僕は〜」と同じ布陣で制作されています。
大澤さんは82年に沢田研二「おまえにチェックイン」83年に中森明菜さん「1/2の神話」の作曲を手掛け、世に名を知らしめます。「1/2の〜」では楽曲にかなり手を加えられたそうです。
この作品を大ヒットへ繋げた要因としては「日清カップヌードル」CMソングへ起用された事でしょうね。大ヒットシリーズとしてメジャーCMですが「そして僕は〜」の後、「翼の折れたエンジェル」「ff (フォルティシモ)」「ガラス越しに消えた夏」などヒット作が続きます。
ウィキによると、「そして僕は〜」は鈴木雅之さんへ提供する目的で制作されたが、鈴木側が一向に歌う気配が無かったため大澤に差し戻された経緯があるようです…。が、この作品は84年9月発売、鈴木雅之のソロデビューは86年「ガラス越しに〜」なので2年程タイムラグがあるんですね。結局は「ガラス越しに〜」も大澤プロデュースなのであり得ない話ではないです。
発売84年9月21日 最高6位 登場30週 28.2万枚
オリコン17-11-8-8-6-8-11-13
かじやん32-24-19-18-12-5-6-5-6-9-11-12-15-27
ベストテン27-22-20-14-9-※2-4-5-8-9-13-17
発売が9月末で、10位入りするのが2月ですから、ヒットまで5か月くらい要してるんですね。登場30週は納得です。
名曲!と誉れ高い評価を受け、エバーグリーン的な存在の作品といえると思いますが(後にカバーされたケースも多いし…)、セールスは控えめな数字で終わってるんですね(登場30週はすごいけど)。ところがザ・ベストテンにおいて最高2位まで行ってるんですね〜。ベストテンではこういった「ポッ…と出の曲」「出演が見込めない曲」は得点が意外に伸びないジンクスがあるんですね。※2位の時にセールス8位 有線6位 ラジオ8位 ハガキ6位 8,036点を獲得しています。こういった系統の作品が4部門そろえる、ましてやハガキが上位に来る…というのは非常に珍しいと思います。…ってもしかして毎週のように出演してた?
https://www.youtube.com/watch?v=jT_HDzgcXD8
↑音源 やっぱいいね〜 不思議なポーズのジャケットも印象的
https://www.youtube.com/watch?v=BIgZZQ7u4oU
↑ベテランにありがちな、フェイクしまくりな歌い方…普通に歌えないのかなぁ…
ってか、この人の致命的なところは「声量のなさ」「声が通らない」に尽きますね
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