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2017年01月16日10:35

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センター試験の問題点

センター試験の問題点は、何といっても、マーク式だということです。

なぜ、これがいけないかというと、
人は書くことでしか考えない、あるいは、書くことでしか考えられない部分があるからです。

レポートや論文がそうです。
決して、「考えたことを書く」のではなく、「書くこと」によって考えるという方が妥当でしょう。

論文を書くとわかりますが、
最初に考えた攻略方法が五つあるとすると、そのうち三つくらいは使えません。
使えないと無駄かというと、そんなことはありません。

私事ですが、「夢應の鯉魚」についての論文を書きました。
最初は、当時、西洋から入りつつあった遠近法表現を使うつもりでしたが、文献が出なくて断念しましたが、重大なアイディアを得ました。書けないものですが、次に使えるものです。使ったとしたら、また使えないもの、表現できないものに出会うことでしょう。

より正確に言うと、
表現できるものは、表現できないものに支えられていて、
全体を構想するとは、いかに表現できないものの群れを認知するかにかかっていると思います。

認知心理学で、ミシン問題が有名です。
ミシンがなぜ縫えるのか。一つ疑問を解決すると、次の疑問が生じる。次から次へと。

その疑問の群れと出会うのには、行動が一番です。
わからないものを背伸びして解こうとすることです。

華岡青洲は、痺れクスリを使い、全身麻酔に成功しました。もちろん、その当時、痺れクスリの作用機序などというものは、解明されていません。

立て掛ける横が、面積を表す式として、経験的に受け入れられたのは、微積分が発明されるはるかに前です。

自力で前に進むこと。

これが軽んじられているのが、センター試験です。

受験生には、二次や私立の一般入試本試験を頑張ってほしいと、心から思います。

お疲れさまでした。


■駅の電光掲示板に「頑張れ受験生」 若手駅員が発案
(朝日新聞デジタル - 01月14日 18:23)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4384659
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