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2014年12月26日08:38

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クリスマス企画 女声は出せる第3回

僕も声について間違えたことがありました。
女声が出せるようになると変な欲が出るのですね。
「可愛いと言われたい」とか「色っぽい声を出したい」そんな欲です。
でもそんな欲につかまっていたら上達はしません。
声は相手に考えや想いを伝えるという使命があるからなのです。
最初の声は悲鳴のはずでした。
人類は猛獣の餌食になっていましたからね。
火を手にして使いこなせるまでは人類は弱いものでした。
歌でも会話でも相手に正確に伝わらないと声の使命は果せません。
しかも不幸なことに人間の器官の中で耳が一番感度が悪いのです。
だから『自分の発した声』と『聞き手に伝わる声』は別物なのです。
人間は正確には喉からだけで声を出してはいません。
全身を震わせて話しているのです。
それで自分自身は口から出た声ばかりか身体から伝わる声も拾ってしまうのです。
聞き手に伝わるのは口から外部に出た声だけなのです。
それで違ってしまうのです。
『聞き手と同じように聞えないか』
それは簡単です。
録音してから聞くのです。
僕の録音にはフリーソフトを使っています。
『窓の杜』の『Audacity』です。
他に使っているのはマイクだけなんです。
録音したら波形が出ますから声の強弱が良く判ります。
ですから弱い部分は伝わっていない可能性が大なのですね。
ここから『女声の安定』という本来のテーマになります。
僕には二種類の女声があります。
女子高生の『橘翔子ちゃん』と大人の女性の『藤わや子さんです。』
正しくは他にお婆さん声の『松嶋ウメさん』があるのですが人気がないので使っていません。持ち歌は『岸壁の母』だけだものですから。
もちろん最初の女声は1種類だけでしたよ。
女声はもちろん女性から学しかないのです。
それも一人の女性から学ぶのです。
あれこれと真似る模範の声を変えていたら安定しませんからね。
赤ちゃんは男女ともに母親から学ぶんです。
女の赤ちゃんは「お母さんのような声が出したい」とね。
男の赤ちゃんはお母さんの声をマスターしたらお父さんの声にチャレンジするのです。
もちろん変声期前なのでお父さんのような言葉遣いだけですがね。
それは「お父さんのような声を出せるようになってお母さんに好かれたい」なのですよ。
どちらも母親のパワーなんですけれどね。
だから女声は母親を唯一の教師としてスタートするものなのです。
「でも、いまさら母親の声を学ぶなんて」
ようですよね。実は別なもっといい方法があるのです。
最初は『女声が出せたらいい』というレベルだから教師は特定しなくても良かったのですが、『女声を安定化する』段階に達したら特定の教師が必要となります。
選択の基準は簡単です。「あんな声が出したい」という歌手を選ぶんです。
僕は『藤あや子』さんを教師にしました。
それと女声の習得には演歌歌手がいいのです。
演歌が会話声に近いからです。
この段階ではカラオケは使いませんよ。
何度も何度も聞くことから開始します。
それで歌手と一緒に歌うのです。
『藤あや子』さんは高音だから最初は全曲は一緒に歌えませんでした。
歌の一部でいいのですよ。
どんどん繋がってなんとか一緒に歌えるようになります。
それから真似を始めたら歌手ばかりか曲も変えないことです。
『1曲1万回』これって大げさのようですが最良の方法なのです。
『1曲1万回』は聞くことも歌うことも含めてです。
1万回の半分以上は聞くだけでしたが。
1曲目が完全にマスターできたら同じ歌手の2曲目に挑戦です。
今度は『1曲2千回』でマスターできます。
3曲目、4曲目と進むうちにとっても早くマスターできるようになります。
『藤あや子』さんの声をマスターしたら、他の歌手にも挑戦していいのです。
演歌だけでなくポップスもアニソンも歌謡曲も手当たり次第です。
現在では『藤あや子』さんのキーでは低音で上手く歌えなくなってキーを三つあげています。
ここまで進んだら女声の分化が起きました。
女子高生の声『橘翔子ちゃん』の登場です。
WINKの相田翔子ちゃんをモデルにしたりしたからの命名です。
もっとも彼女は低音だからキーを上げていますけれど。
現在の模範は『はいだしょうこ』さんだったり『堀江美都子』さんだったりしますけれど。
僕は『ひみつのアッコちゃん』が大好きなんです。
この主題歌を歌っているのが 『堀江美都子』さんなのですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=J_1E161WslQ
こんな練習を続けたらいろんな現象が起きました。
僕には男性三人の声と女性二人の声がありますが
どの一人の声で練習した歌は他の四人の声でも歌えるようになるんです。
それから歌詞の内容によって声を出し分けられます。
男性用の歌詞なら男歌、女性用の歌詞なら女歌と言いますが
ときに男歌を女性歌手が、女歌を男性歌手が歌っているのもあります。
僕は男歌は男声で、女歌を女声で歌うようにしています。
その方がよくマッチするのです。
『裏町酒場』美空ひばりが歌っているのですが渋い男声にしました。
http://joysound.com/ex/utasuki/movie/video/_mid_1998293126_index.htm
『そんなおんなのひとりごと』増位山太志郎さんが歌ってるのですが初々しい新人ホステスの女声で歌っています。
http://joysound.com/ex/utasuki/movie/video/_mid_1998290185_index.htm
まだ、いっぱいお話したいので続きます。
よろしくね。
声の魔法使い 風かおる

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