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2014年10月26日19:21

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創作における銃火器情報事情。

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http://mgdb.himitsukichi.com/pukiwiki/?%A5%A4%A5%B8%A5%A7%A5%DE%A5%C3%A5%B7%20AK100

我が国は狩猟とクレー射撃以外に銃火器を所持することは認められていないため、銃火器は「非日常のカタマリ」と呼ばれている。警察関係者に友人がいるのだが、生まれて初めて拳銃を携帯した時は胃の中身を全部吐き出してしまうほどのショックを感じたのだそうである。それから徐々に非日常を現実に慣らしていく。オヤジの死後明らかになったことだけれども、私が幼少の頃三年間修業に行っていたというのが実はムショ務めで、罪状は凶器準備集合罪であった。ほんとうは二年で出られるはずだったのだが、ムショで問題を起こしたため一年余計に加算されたとのことである。この際、私はオヤジの部屋の押し入れに日本刀(短刀含む)、水平二連散弾銃、リボルバー拳銃が新聞紙に巻かれて置いてあったのを見たことがあったのだが、祖父母はずっと模造刀とモデルガンと言い張っていた。友達のヤクザに頼まれてそういったブツを預かっていたわけだけれども、オヤジは非日常のカタマリを持つことに優越感を感じていたことは間違いない。オヤジとは何度もくだらない理由で流血沙汰のケンカをしたが、そのひとつが自動拳銃の撃ち方だった。オヤジの主張は一回撃ったら、スライドを引いて排莢してから次の弾を送り込むというもので、私はガス圧で自動的に排莢されると反論した。どちらが正しいかはマンガや映画などからの知識で容易に判断出来よう。

創作における非日常のカタマリの表現は、情報に正確さを要するため、徹底的な取材と情報収集が必須となる。この点で、膨大なコレクションを有する犬神図書館がマンガ界で最高レベルと認めているのが、望月三起也先生、さいとうたかを先生の二人だ。特にさいとうたかを先生は「ゴルゴ13」でもおワカりのように、最新情報をリアルタイムで仕入れる点では右に出るものがいないくらい病的である。

そして私と同様に病的なモデルガンマニアのひとりが作った以下のサイト、

「MEDIAGUN DATABASE」

は圧倒的な情報量で、私自身創作で答えあわせとして活用させて頂いている。

でも知識だけではダメなのだ。実際に撃ってみなければワカらないものがある。44マグナムを撃つと肩が外れるというのはほんとうなのか。それで、グアムとハワイ、カリフォルニアを訪れた際、シューティング・レンジに通い詰めて、観光らしいことをせず所持金のほとんどを使って撃ちまくった。生まれて初めて非日常のカタマリを撃った時、感じたのは吐き気でもなんでもなく、あっけない乾いた音がするということだった。BANG、BANGとよく表記されるアレではなく、パン、パンとクラッカーを鳴らす、拍子抜けするような音が、私にとって非日常性の恐ろしいリアルさを肌に染み込ませた。私についたインストラクターは「地獄の黙示録」のキルゴア大佐みたいな風貌のヒトで、三回くらい聞き直した野太い英語で「オマエがもし俺に銃口を向けたら、引き金を引くつもりがなくても即射殺する。決して銃口を人に向けるな!」と執拗に繰り返していた。彼の右手の先のベルトのホルスターにはS&W586の4インチのステンレスメッキが差さっており、象牙のグリップの彫刻がすり減っていたのにかなり抜き撃ちしてるなと感心したことをよく覚えている。私に向いている撃ち方は、西ドイツ式だそうで、両足を大きく開いて腰を屈めるようにして重心を安定させ、かつ、腰の駆動域を左右どちらにも回せるようにして両腕をまっすぐ伸ばして、肘関節に遊びを持たせながら両手でゴムボールを握りつぶすようにして引き金を引けと教わった。その撃ち方でのスコアは最初の自己流よりも数段上だった。そして、私にイチバン馴染んだ拳銃はブローニング・ハイパワーマーク�靴韮好潺蠅涼討世辰拭�

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独自のトレーニング方法も学んだ。ハンドグリップの先にヒモで1キロの鉄アレイをブラ下げて、それをまっすぐ突き出して、50回ワンセットで握るのである。これをやれば腕、手首の筋肉で重心を取れる。つまり正確な狙い撃ちが出来る。

これだけやっても、実際に人を撃ち殺したことがないから、後は想像力で補うしかない。それでも映画の嘘くさい撃ち方にツッコんだり嗤ったりすることは出来るようになった。

非日常のカタマリについて表現するということは、出来る限りのことをやってから初めて説得力を持つものだと思っている。
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