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2014年07月09日15:45

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名曲選「パステルラヴ」金井夕子

いや〜、台風のおかげで、蒸し暑いのナンノって・・・たまりません!
夏本番はこれからなのに、ひと夏越えられるだろうか?

そんな蒸し暑い日にピッタリな瑞々しい作品の紹介です。金井夕子デビュー作「パステルラヴ」。
78年のデビューなんですが、当時の歌謡界勢力図は・・・・・・前年からの勢いそのままにピンクレディーの独走でしたが、「UFO」を頂点に売り上げは右肩下がりで、飽和状態を迎えていました(とは言っても、セールスは他とは段違いでした)そんな中、人気・支持力でいうとピンクを凌駕していたのが、沢田研二と山口百恵(この二人はピンクには及ばないけどセールスも文句なし)でした。他の女性アイドル勢はというと、桜田淳子、岩崎宏美、太田裕美、あたりはいずれも下降線、榊原郁恵と石野真子が新興勢力でのし上がってきましたが、セールス面では遠く及ばずといった具合の勢力図でした。

そんな中、金井夕子のデビューとなります。スター誕生出身だけあって歌唱力は抜群、なんといっても「低音の魅力」ですね。鼻にかかったアルトが印象的です。デビュー時で20歳といことで、遅めのですね。落ち着いた声質もあって、キャピキャピしたものではなく、ニューミュージックに近い路線で太田裕美って感じかな。デビューからの3部作は、当時作家としても頭角を現していた尾崎亜美が手掛けています。

で、パステルラブですがデビュー作とは思えない、大物感が漂ってますね〜。声が落ち着いているせいか既にベテランのようです(同年の中原理恵と同い年)。詞曲は尾崎亜美、編曲は船山基紀。尾崎亜美はこの年、南沙織「春の予感」、杏里「オリビアを聴きながら」など提供しています。「パステルラヴ」を含め、いい歌書きますよね〜。今作は編曲の船山さんが出色です。素晴らしいサウンドを奏でています。デビュー作らしい瑞々しい爽やかなサウンドでバックアップしています。



発売78年6月25日 最高35位 登場14週 5.7万枚
デビュー作としては、順当な成績と言えましょう。第二弾の「ジャストフィーリング」で、最高25位 6.7万枚と売り上げを伸ばすんですが・・・・・・翌79年第一弾シングル「午前0時のヒロイン」でコケちゃうんですよね(最高92位0.4万枚)。サスペンス歌謡に路線変更が痛かったのかな〜(彼女の声質でサスペンス歌謡路線だと、どうしても山口百恵にはかなわない)。ちなみにデビュー3部作は尾崎&船山のコンビ。以降は100位入り作品はありません。

ここからのシングルは松本隆・筒美京平、細野晴臣、山口美央子などから提供を受けるも表舞台には出られませんでした。ただ実験的な作品群は高い評価を受けています。僕のお気に入りは資料本に掲載されていた山口美央子提供の「可愛い女と呼ばないで」超かっこいいです。しかし80年初頭でYMOを取り上げるなんて先見の明がありますね〜。

金井の路線を周到するのが、岩崎良美になると思います。金井と同じく渡辺有三がプロデュースしています。尾崎亜美も入れ込んでるし。金井夕子は歌手引退後、作詞家活動もしていたんですけど(ペンネーム青木茗)、岩崎&金井の傑作といえば日記で何度も取り上げている「Vacance」です。

https://www.youtube.com/watch?v=rdWuImVorzw
↑おなじみの動画 夜ヒット 素晴らしい安定感、デビューとは思えない
けど、地味ですよね〜 ネグリジェのような衣装もあいまってルックスも眠そう
当時は、既存のアイドルたちに加え、渡辺真知子、少し後に八神純子なども出てきてアイドル的人気もあったから、入り込む隙がなかったのかなぁ

https://www.youtube.com/watch?v=749SX4pzXx0
↑「可愛い女と呼ばないで」作詞曲/山口美央子 編曲/鈴木茂
オリエンタル風な不思議な作品、エンディングが秀逸。山口美央子といえば「恋は春感」なんですが、フルがyoutubeに落ちてないんですよね

https://www.youtube.com/watch?v=-os68gVermg
↑「恋は春感」CM ほんの少ししか聞けない なんかEPOっぽいけど、本人作曲です

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