http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=28608#7
2012年にバイクにはねられて亡くなったテオ・アンゲロプロス。
このニュースで当時混乱の極みにあったギリシャは精神的に終わってしまったと嘆いたものだ。
そして我が国では今までアンゲロプロス作品は高価なDVD-BOXでしか見られなく、ミニシアターで特集上映を組んでも知名度はいまひとつである。
それが遺作となった「エレニの帰郷」(こちらはBlu-rayも発売される)を筆頭に、それぞれ単品で発売されることになった。
これで少しでもTSUTAYAで回転率があがって、このタルコフスキーに続く映像詩人の世界を広く知って欲しい。
私は「ユリシーズの瞳」を吉祥寺で観た。
悪役ばかりやってきたハーヴェイ・カイテルが芸術作品に出演するなんて、ほんとうに新鮮だった。そしてカイテルの演技はかつて「地獄の黙示録」のウィラード大尉役に抜擢されながら降板してしまった無念さを晴らす何かがあった。
アンゲロプロス作品のなかでイチバン好きな作品として、VHSを入手して何度も繰り返して観ていたのだが、DVD-BOX以外は一度もDVD化されなかったので、レンタルに並ぶことはなかった。
それがようやく単品DVD化される。
モチロン、他の作品も入手してテオ・アンゲロプロスの世界をそろえて、ゼイタクに堪能するつもりだ。
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