mixiユーザー(id:1640816)

2014年02月05日19:53

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優雅に見せるための無様。

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Twitterでタイツのはきかたのイラストが出回って、私は母親がまさにこのはきかたをしていたことを思い出して、オバサンくせーのを若い子もやるんだと驚いた。

確認のためにミナコとマミに聞いてみたら、逆にそれはいいことを知った、今から早速ヤルとはしゃいでいた。彼女たちのオンナとしての先輩、即ちママ、バーはこういうはきかたをしてこなかったのは一目瞭然である。

その点、私自身も女系家族のなかにあって、従姉の淳子のタイツのはきかたを目の当たりにしていたのだが、いつも片足ずつ椅子に乗せてくるくる巻き上げていた。その際股間が少しあらわになるので食いつくように眺めていたものだ。その様子を淳子は面白がっていた。

だから美しくも艶めかしいはきかたこそが正義なのだと、今でも信じて疑わない。

それを手早く、しっかりはけるからと上のようなはきかたをしていた母親がほんとうに悪の権化そのものであった。母親にオンナを求めたことは一瞬もないが、女子力を全部投げ捨ててしまったようなぞんざいさを感じて眉をひそめてしまったのである。

「先生は女の子にイロイロ求めすぎ!ただでさえ苦労してるんだから、そこはラクしてキレイに見せればいーの。その分他に気合い入れるんだよ」とマミ。
「そうか。じゃあ今度目の前ではいてみてくれ。偏見と潜入観念をゼロにするにはヤッパリ、毎日のように拝んで記憶を上書きしないとな」と私。

考えてみれば、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」と同じことかもしれない。私のいう正義はハッキリ言って大人向けの洋画の観すぎと指摘されても仕方がない、ファンタスティックな西洋のはきかただ。我が国のはきかたは腰巻にしてからが機能性にのっとった現実的なところからきている。
オンナの無様さも美しく愛でる。これが出来ないようでは谷崎美学のひとかけらも分かっていないと大いに反省した。
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