富士の白雪ゃノーエ 富士の白雪ゃノーエ
富士のサイサイ白雪ゃ朝日でとける
とけて流れてノーエ とけて流れてノーエ
とけてサイサイ流れて三島にそそぐ
三島女郎衆はノーエ 三島女郎衆はノーエ
三島サイサイ女郎衆はお化粧が長い
お化粧長けりゃノーエ お化粧長けりゃノーエ
お化粧サイサイ長けりゃお客がこまる
お客こまればノーエ お客こまればノーエ
お客サイサイこまれば石の地蔵さん
石の地蔵さんはノーエ 石の地蔵さんはノーエ
石のサイサイ地蔵さんは頭が丸い
頭丸けりゃノーエ 頭丸けりゃノーエ
頭サイサイ丸けりゃ烏がとまる
烏とまればノーエ 烏とまればノーエ
烏サイサイとまれば娘島田
娘島田はノーエ 娘島田はノーエ
娘サイサイ島田は情でとける
擬声語、即ちオノマトピアを上に引用した「ノーエ節」から拾うとサイサイ、ノーエになる。
ノーエについては、以下のウィキをごらんのように、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%A8%E7%AF%80
「農兵」と当てるようだが、ただの当て字であって、サイサイと同じようにリズム感から生まれたコトバである。
最も有名なのは、やはり口三味線のチントンシャン。
以下の画像は祇園囃子の譜面だそうで、なかなか興味深い。
普通、オノマトピアは、犬の鳴き声のわんわん、風が吹く音びゅうびゅう、表現のよろよろ、などなど多岐に渡るが、私は唱歌、囃子などに見られる独特のコトバを今回の「赤貝」執筆の機会に目につく限り洗い出してみた。
とっぴんしゃん どんどこしょ こりゃ ヨーイヨーイ チョイトチョイト ヤレコレ ヨサホイホイ
おっぴょ チンカラカンカラ ヨカチンチン エンヤラヤー イャッホー ストトン チータカター
ハァー チャンチャンチャチャラカチャンチャン トンコトンコ ツーツーレロレロツーレーロ
ブンガチャッチャ コチャエ ホエイ アライヤサカサッサ ヌメロ ナンダコラヨ チョイナ
ヤーハーハー イッチャイッチャイッチャイナー キッチュリシャン ヒュルヒュルヒュ
シュラシュッシュシュ エイトー オハラハァ チンダラ ・・・
一度も聞いたり歌ったりしたことのない者でも、口のなかでエンドレスで繰り返してみると奇妙にも舌の上でころころと転がり出すであろう。
楽器のない野天で男たちが野太い地声を張り上げる。
仲間たちが手拍子を繰り返す。
そのなかで生まれる独特のオノマトピアの数々。
それらはすべて、愛おしい。
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