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2014年01月13日18:40

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ファウンド・フッテージ・ホラーの可能性。

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http://www.imdb.com/title/tt2752758/?ref_=nm_knf_t2

あちらの友人によると、公開されたばかりの「Devil's Due」がなかなかヨカッタとのことである。
我が国では「パラノーマル・アクティビティ」で飽きられた感があるので、単館でも上映は難しいかもしれない。
より多くの人が観なければ、映画館として商売にならないからだ。
従って、DVDになるだろう。イヤ、最近はDVDにすらならない作品も多いので、ほんとうにDVDになったら奇跡というレベルかもしれない。

予告編を観る限りは「ローズマリーの赤ちゃん」の現代版という感じでなかなか面白そうなのだが。

ここで、ファウンド・フッテージ・ホラーというジャンルについて私の考えを述べよう。
まず以下のウィキをごらん頂きたい。

ファウンド・フッテージ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は我が国がわざわざ魔女伝説を追う特番をこさえていただけあって、かなり宣伝されたので観たこともない方でもタイトルはご存じであろう。
あの作品は、低予算の割にはよく出来ていると感心した。撮り方が上手かった。

「パラノーマル・アクティビティ」はウザいほどCMが流されたので、ご記憶の方々も多いと思うが、フタを開けてみたらお化け屋敷で驚かされる程度の子供だましであった。作品としては一回観たら二度と観る気はしない一発芸であったが、唯一、女性が男の傍に立ち尽くして早送りになり時計の針がグングン進む・・・つまり長時間あのまま立っていたという不気味さを表現するシーンは見事だと思った。

最近当日記でも紹介したイーサン・ホーク主演の「フッテージ(原題はSINISTER、不吉という意味)」はタイトルがそのまんまだが、頭から袋をかぶせられた家族が木の枝に吊るされた首つり縄をかけられ、もう一方の枝が折れていくとその重みで吊り上げられていくという八ミリ映像がなかなかキていた。なかでもショッキングだったのは夜の庭を芝刈り機で走っていく様をライトつき固定カメラで撮っていって、向こうにさるぐつわをかませられ、縛られた男が横たわっているのが見え、その頭めがけて芝刈り機が突進していくシーンであった。その瞬間、イーサン・ホークが叫び声をあげて椅子からずり落ちるのだが、これこそがファウンド・フッテージの真骨頂といってもいい。

記録されたフィルムもしくはビデオによる映像でいかに恐怖を組み立てていくか。

思えば、我が国では「リング」の部分的な描写(呪いのテープ)に使われたし、物語のキモとしては黒沢清監督が「回路」で上手く使っていたが、あくまでも部分的にすぎない。我が国もただでさえカネがないのだから、このジャンルをいかに上手に料理するか考えていくべきだろう。自主映画勢はもうすでに何本か発表していると聞くし、私もひとつ考えてみたい。

観客の想像力を刺激する究極の焦らし術としてのファウンド・フッテージ。当然、失敗したら観客から抹殺されることも頭に入れておかなければならない。
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