http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=321728#1
公開当時、劇場で観たのだが、NHKがドキュメンタリーと合わせてドラマを撮るという姑息な手段に憤りを感じて、今日レンタルしてきて見直した。
これは2004年という制作年を思えば、非常な冒険を伴った、監督の挑戦である。
公開当時と同じように、腰抜けのNHKなどには撮れない、人間性への透徹した視線を感じた。
カルト教崩壊後、光一は妹を奪還するための旅に出るのだが、そこに少女・由希が加わることで、仮の家族が形成されていく様は、途中で出会う様々な仮の家族と交わることで、ラストまで緊張感たっぷりだった。
本来、ドラマとは、人間の再生を手助けする内容であるべきである。
大震災もそうだが、いつまで経っても当時の記録をほじくって、記憶を無理矢理蘇らせて画面にぐいぐい押しつけるようなテレビの演出はほんとうに腹立たしい。
視聴者への訴え方の方向性がまず、根本的にすべて間違っている。
そういう思いをあらためて強く感じさせた、傑作だ。
必見。
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