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2012年03月23日19:42

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メリー・プランクスターズを知らない子供たち。

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いわゆるヒッピーというと、私の母がリアルタイムで浸かっていて、サイケだの、トリップだのという言葉が記憶とともに即座に花咲き、カラフルな彩りが眼球の裏側に蘇ってくる。
ビートルズはそれこそ赤ちゃんの頃(私は1969年生まれである)から、難聴の耳に無理矢理流れこんできたので、私の魂の奥底はイエロー・サブマリンであり、マジカル・ミステリーツアーであり、ストロベリーフィールズ・フォーエバーであり続けるだろう。



ビートルズを原体験とすると、思春期になってくると、ヒッピーのルーツを知りたくなって本などで情報を得ようと思い立つ。そこで私が読んだのは、ケン・キージーの「カッコーの巣の上で」であった。それがきっかけで、彼がリーダーを務めたヒッピーのコミューン、「メリー・プランクスターズ」を知った。

上の画像のように、ケバケバしく塗装したバスに乗り込んで、トリップしながら旅(トリップ)するというもので、その様子を記録したドキュメンタリーも観た。

ケン・キージーについては以下のウィキをご参照あれ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC

若い頃は、若気の至りというか、無茶をする傾向があったので、映画「ドラッグストア・カウボーイ」のように、悪友たちと風邪薬だの、胃薬だの、目薬だのをちゃんぽんで飲み下し(ヴェポラップでさえ舐め尽くした)、ヘロイン、コカイン、LSDと同じ効果を狙った。結果は胃が荒れただけだったので、海外渡航の機会にコカインの原料のコカの葉っぱを大量に食べて、やっと満足した。
それで、麻薬は大したことない、ほとんどプラシーボ効果じゃないかということで、自分自身を原料としてトリップすることに没頭して、現在に至る。

こういう行動力があってこその若者なのだが、最近の子供たちはトリップのやり方も分からないので、イライラの度数が我々より高いのかなと思っているが、ネットも含めて現実世界にあるものだけではハッキリ言って、はけ口としてあまりにも物足りないし、貧弱もいいところである。

だからといって、ヤクを推奨するわけではないが、アッパーでもダウナーでもいい、とにかく自分自身を原料として、現実世界を離れてラリってこそ、ほんとうの意味でリアルに自分自身と向き合えると確信している。
要は、今いるところから一歩さがってみる。

そのきっかけは、実際にヤクをキメなくても、ケン・キージーやトム・ウルフ、そしてティモシー・リアリーが身体を張って、ノウハウを探ったので、今に生きる若者たちは彼らの著作などに触れるだけで十分別世界へとトリップ出来るであろう。

トム・ウルフ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95

ティモシー・リアリー

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A2%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC

実際。
我が国はヒッピー文化、サイケをあまりにも未消化のまま放置しすぎた。
それはヴィレッジ・ヴァンガードを覗けば明らかで、いかがわしさが先行するのは、みんなしてそういう現場に身を投じていない、つまりちゃんと読み知っていない証拠である。
ここからしっかり消化して、糞尿として排出しないと、ハッパの匂いはいつまでも我々の鼻腔を追いかけ続けることだろう。

私はすでにバスを降りて、ヤクなしで自由自在にラリることが出来る。
現在の若者たちがすでに到達するべき道を歩いている。
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