このシリーズは、最近手に入れて読んだばかりのマンガについて語っていくというものです。
第1回目は、徳間書店より発行された、ふみふみこ先生の処女作品集「女の穴」。
まず、一読して、黒田硫黄先生みたいだなと感じましたが、2回目の読後感は、ああ、こういうのオレ好きだわという不思議な心地よさがありました。
「福田先生、私と子供をつくってくれませんか」
「な、なんで」
「私は子供がつくりたい、先生は性交がしたい。それでいいじゃないですか」
「よくねーわ!」
「17にもなっても処女というのが嫌で」
「はいうそ」
「先生がたまらなく好きで」
「それもうそ」
「わたし異星人なんですよ。今は地球人の体を借りていて、子供つくってくるよう命令されているんです」
ここからの展開はいわゆる先生と教え子のイケナイ関係になるのですが、マジに宇宙人だったというオチで、ありきたりのイケナイ関係が急激に“少女の心理表現”として異彩を放つという新鮮な感覚を放ちます。
そういう意味ではインパクトのあるデビューでした。
他の収録作品も近藤ようこ先生、杉浦日向子先生を思わせる淡々とした語り口がよかったです。
これは拾いものです、オススメ!!
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