http://www.imdb.com/title/tt0810819/
映画情報通の米国の友人によると、ニコール・キッドマンが世界で初めて性転換手術を受けた画家、リリー・エルベ(アイナー・ウェゲナー)を演じるという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%99
時代を考えれば、当時の男性から女性への性転換はどんなに好奇の目で見られたことだろう。それゆえに、彼、もしくは彼女の生涯をモチーフに描いた小説が書かれて、それを元にニコール・キッドマンが制作に名を連ね、アイナー、またはリリーを演じるというドラマティックな展開になった。
これだけでも非常に完成が楽しみなのだが、私が元々リリー・エルベを知ったのは、その妻、ゲルダ・ウェゲナーの作品からであった。
この女性がゲルダ。以下の絵の数々がゲルダの作品。
ご覧のように、ロップス、バイロスの系統のエロティックかつ、美しい絵だ。
私は中学生の時に、生田耕作先生の紹介するバタイユ、マンディアルグに耽溺していたから、その流れでエロティックな絵を描く画家にも詳しくなったのだが、女性が男性顔負けのエロティシズムを表現することで、ゲルダの絵に度肝を抜かれた覚えがある。
でも。
リリーが本来の自分自身になることを目指したように、ゲルダもまた自分自身の“男根”を目指したのではなかったか、と。
その男根でリリーを抱く「夢」を描いたのだろう、と。
そういう点で、二人はほんとうに心の底から愛し合っていたのだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する