“人には言えないけど実は好きな映画”1位はあのラジー賞作品
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1369338&media_id=98
私にとって、人には言えないけど実は好きな映画、それはズバリ、日活ロマンポルノですね。
小学生の頃からこっそり見てましたからね、道ばたに落ちてたシネマロードとか、今見ると人類文化学のサンプルとしか思えない泥臭いヌードグラビアにハアハアしながら、しっかり日活ロマンポルノ作品をチェックしたものです。
そんな私を不憫に思ったのか、笑、オヤジは私と「キングコング対ゴジラ」のリバイバル上映(円盤戦争バンキッドといっしょにやってました)を観に行った帰り、谷ナオミ主演の「

温泉 岩風呂の情事」を見せてくれたんですよ。
その時、明らかに未成年である私をどうやってごまかしたのか?
オヤジは「この子は白血病で明日をも知れない身だ、女を知らないまま死なすには不憫なので、せめて映画だけでも見せたい」と言って、切符売りのおばちゃんを泣かせて、堂々と親子連れで入ったんです。苦笑。
でも初めて観た日活ロマンポルノはとても素晴らしかった。
それですっかり虜になった私は、明石家さんまさんがホストを務めていたテレビ東京の深夜番組「サタデーナイトショー」を毎週欠かさずチェックするようになり、美保純にハアハアしながら、お色気スター千夜一夜でさんまさんがポルノ女優とトークを交わす前にダイジェストとして流れる作品紹介をいちばんの楽しみにしました。
当時、ビデオがあれば絶対録画してたほど、かぶりつきだったなぁ・・・しみじみ。
そのなかでも、団鬼六先生の作品は心の琴線に触れるものがあって、小学校のクラスメイトの女の子にしつこく頼み込んで、ビニールの縄跳びで亀甲縛りの真似事をしたくらいです。
「団鬼六 美女縄地獄」(1983年 にっかつ)
「団鬼六 美女縄化粧」(1983年 にっかつ)
「団鬼六 修道女縄地獄」(1984年 にっかつ)
「団鬼六 縄責め」(1984年 にっかつ)
「団鬼六 緊縛卍責め」(1985年 にっかつ)
この五本が私の日活ロマンポルノのお気に入りですが、分かるお人はお気づきのように、全部同じ女優さんの主演作品です。
その名は高倉美貴さん。
今は堂々と、AV女優の誰々が好きと声を大にして悪友と盛り上がりますが、当時小学生、中学生だった私は盛り上がれる相手がいなかったので、一人悦に入るしかなかったわけです。
でもそれを逆手に、若い女教師などから「キミの好きな芸能人は?」とありふれた質問でコミュニケーションを迫られたりすると、きまって「高倉美貴」と答えて、知らない人は煙に巻き、知っている人は狼狽させるというリアクションを楽しみましたね。
それから。
佐藤寿保監督の強烈な作家性に影響されて、ロマンポルノが単なる表現手段でしかなくなった時、私の永遠のSM女優、高倉美貴さんも芸能界から消え、私の心からも消えていきました。
そんなわけで、大人になってからワイ談で盛り上がれる相手を得ても、とうとう高倉美貴さん、そして日活ロマンポルノが口にのぼる機会がないまま、四十路になってしまったわけです。
以上、私的裏映画史です。にっこり。
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