檀家のお孫さんにショーイチという身体のほっそりした、いわゆる草食系な中学三年生の男の子がいて、体重が55キロなのを80キロ代に増量したい、効果的なやり方を教えて下さい!!と迫られたので、名前がマイミクさんと同じなのにニヤリと笑い、せっかくイイ形の柳腰なのにもったいねえなあとため息をついて、相撲取りの食べ方を紹介した。
一度にガッと食って、寝て、運動。
これはほんとうに太る。食って寝るだけだったら、ただのデブになるのだが、動けるデブになりたいのなら、起きた後はひたすら運動すべし。
で、相撲取りが食べるのはちゃんこなのだけれど、私自身がラグビー部でフォワード全員で100キロクラスのガタイを目指すべく考案した食事メニューを口で伝え、メモらせた。
「朝」
★牛乳一リットル
★バナナ一房(6〜7本)
★チーズ6P
★パン1斤(ジャム、バターつき)
「昼」
★回鍋肉でどんぶりメシを最低五杯
★お茶飲めるだけ
「夕」
★家族と普通の量を食べて胃袋を休める
つまり。
ランチタイムがいちばん量が多いのである。
タッパがあっても痩せている選手をもりもり食わせるにはほんとうに苦労したのだが、いちばん食ってくれたのが回鍋肉だったので、私はよく家庭科実習室を借りて、フォワード全員分の回鍋肉を作っていた。
ただでさえ辛味があるのだけれど、私はもっと食欲を増すようにと、ニンニクを多めにブチ込んだ挙げ句、七味までドッサリ振り込んでいた。
グッタリしたキャベツを香ばしい、トロッとした豚肉とともにシャキッと噛みしめて、みずみずしい甘味と辛味噌のふんわりした辛味が口のなかに広がるのを、メシとともにかっ込んで胃袋に詰め込む・・・
あのうるわしい味わいを思い出すと、発作を起こしたように回鍋肉が食べたくって落ち着かなくなる。
外にいる時は近くの中華料理店へ、お寺と犬神図書館にいる時は台所へ突進。
作り方は以下のサイトを。
http://www.kyounoryouri.jp/recipe/5301_%C3%A5%C3%82%C3%82%C3%A9%C3%82%C3%82%C3%A8%C3%82%C3%82.html
ショーイチ君に回鍋肉は好きかいと聞いたら、食べたことがないとのこと。ラーメン、チャーハン、餃子どまりで、それ以外の中華料理は食べる機会がなかったのだそうだ。
いやぁ、あんなに美味いものを知らないなんて!!
レシピをメモりな、帰ったら早速母ちゃんに作ってもらいなよ、メシ一杯じゃ足らねえから、ドンドン肉つくぞー。
最近はニンニクの芽を入れて作ってるけど、コレもまた美味い!!
ログインしてコメントを確認・投稿する