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2009年11月10日21:27

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VHS→DVD祭り �� 「ステッペンウルフ/荒野の狼」

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http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11952



ヘルマン・ヘッセの「荒野のおおかみ」(新潮文庫)を映画化した作品である。
私は1987年5月に渋谷のミニシアターで観た。
当時、私は十八歳の高校三年生だった。
その年頃の若者が麻薬に興味を覚えるように、私はこういう映画で自分自身を“解体”することの快感に目覚めていた。

ただ、映画でトビたい。

そんな私に、マックス・フォン・シドー演じるハリー・ハラー(ヘルマン・ヘッセ自身をモデルにした主人公)は実に摩訶不思議な“内部風景”を見せてくれた。
ハッパを吸ったり、LSDを舐めたり、シャブを打ったりしても、ここまではトベないだろう、そう感じた瞬間に、私は映画の力を信じたのであった。
そして、ヘッセが「荒野のおおかみ」で果敢にも実験したもの・・・
自己の隠れた欲望と真っ正面から向かい合い、それを征服することで人生との闘いに備えるというサバイバル・ツール。
それを私は理解したのであった。

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あなたはこの映画を観て、自分自身の“荒野のおおかみ”を征服出来るすべを知ることだろう。
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