http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12817#1
ペレストロイカのどさくさにまぎれて我が国にてひっそりと公開された旧ソ連の不条理劇。
ビデオもひっそりと出て、そのレンタルビデオ店では私一人しか借りていないまま棚から消えたという、「影」のような作品だった。
確か、パッケージにはゴルバチョフが絶賛したとうたっていたので、どんな作品だろうと興味をもって観たのであった。
個人的に、大好きな“笑い”である。
ニヤリとしてしまう笑い、
唖然としてしまう笑い、
絶望のあまり漏れる笑い、
これらすべてが、まさしく滅び行く旧ソ連そのものを体現する笑いであった。
主人公が生きたマネキンで構成された歴史博物館を案内されて、ピクピク震えるマネキンたちが必死で無表情、不動を保とうとしている様は、今見返すと、現在のロシアにおいてもあまり変わらないのではないかと感じた。
これは是非一度は観ておくべき。
現在では入手が不可能だけに、観たい方には私が心を込めてお分けしましょう。
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