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2009年08月30日23:49

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芯なき民意の脅威。

民主300議席超で政権交代へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=945709&media_id=2

全体主義、ファシズムの怖さと愚かさから、民主主義が尊重される時代になって早数十年。

民主主義の掲げる個人の自由、平等、参政権の基本的概念が、もはや無意味なものになり果ててきたのは、すでにダッカ日航機ハイジャック事件で気付いていた。
当時の福田赳夫総理が発した、「人命は地球より重い」というのに、日教組の教師たち、PTAの親たちは狂喜し、私にとってますます人権はわけのわからない机上の空論になっていた。
せっかく機内にテロリストがかたまっているのだから、人質ごと射殺すべきだった、というのが当時の私の意見だったのだが、大人たちは私のことを冷血人間と罵倒したものだ。
じゃあ、目の前のテロリストを逃がして、またこういうテロが起きたらどうするのかと聞いたら、それは警察の仕事だ、私たちが関与することじゃないとバカバカしい言い訳をしたので、大人たちに向かって、あんたらは人質になって死ぬべき連中だと言ってやった。

本来、民意とは、国力を支える原動力であるべきだ。
決して、民度を貶めるものではない。

従って、感情ばかりが先行し、建設的な考え方を放棄する民主主義など、大きく切除されるべきなのだ。

平成に入って、私の民主主義への疑問はますます膨れ上がり、テリー・ギリアム監督の「未来世紀ブラジル」に見え隠れする、全体主義への憧憬にニヤリとしつつ、世間でいう右翼とはまた別方向の、三島流国粋主義に身を包み、開高健のあらわす現代社会の悲劇についてじっくり考え続けてきた。
開高健は、「輝ける闇」、「夏の闇」でのたうちまわる主人公を通して、右にも左にもつけず、そして自分自身にもつけず、ひたすら感覚を満たすことのみに溺れるという“悲劇”を描いたのだが、これこそが現代社会に潜むリアルな恐怖だと感じた。
事実。
今、のんべんだらりと生きている輩は、悲劇を悲劇と受け止められない連中ばかりではないか。

そして今回の投票。
果たして自分の脳味噌で考えた末での投票だったのだろうか?
麻生の失言や中川の失態にばかり目をとらわれて、民主党の甘言にうまうまと乗せられる様子は、私にあらためて、芯のない民意の脅威を感じさせた。

昔の人は戦時ほど辛い時期はなかったと言うけれども、今の人である私たちに言わせれば、平和に見える現在ほど辛く苦しい時代はないと・・・

ほんとうにそう思う。

最後にドイツの詩人ブレヒトの言葉を。

“私に戦争を嫌いにさせることは出来ない。戦争は弱者を破滅させると言われる。しかしそれは平和も同じことではないか”
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