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2009年05月04日00:11

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這い寄る風景の夢。

夢を見るメカニズム、最近までわかってきたこと
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=826751&media_id=77

フォト


今日見た夢は、いつもの“這い寄る風景”だった。
記憶の底に沈んでいる風景の数々が浸水してくるように、「まとまって」視界に現れるというものである。

そして、その風景のなかに、度肝を抜くような、わけのわからない世界が立ち現れて、それに見とれているうちに目が覚める・・・

幼少時からこの繰り返しだ。
恐らく死ぬまでこのパターンを見続けるだろう。

今回は、レンタルビデオ店に行こうとズーマーに乗っていつものコースを通ったのだが、途中で坂が変な方向に曲がりくねって、子供の頃遊んだ公園が目の端に映ると、あ、これはまた例の夢だ、俺は夢を見ているんだなと自覚出来た。
公園の次は、高知県物部村のやたら曲がりくねった山道が走る先に現れ、二十代の頃に犬神憑きの研究取材で滞在していた記憶を甦らせつつ、すれ違う人々が私に向かって、柔らかいものを次々と投げつけてくるのでスピードをあげてかわした。
それが膝の上に乗ったのでよくよく見ると、それは餅だった。
山道から見えるふもとの景色は、見慣れた浅草の街だったが、モノクロ写真のように白黒で、走る車を見ると、大正時代のものだった。
それから、だだっ広い草原に出て、「草間神社」と書かれた石碑を見、今まで見たこともない景色に思わず心を奪われた。

廃墟になった神社なのだが、表面が白い泡のようなもので覆われていて、全体的に丸く、奇妙なまでに膨らんでいた。
そのなかを透かして、賽銭箱などが見えたが、その奥で何かが蠢いているのが目に入った。

それを見て、ヤバイ!!と思って、ズーマーを走らせようとしたが、道が砂利道になって、タイヤが思うように進まなくなってしまった。
しかも派手な音をたてるものだから、どこかでバタンバタンバタン!!と扉が開く音がして、背後に何かが迫る気配がした。

くそっ!!と砂利道から草の生えている端っこの方へタイヤを噛ませて、一気にスピードをあげて、目指すアスファルトの道路へ飛び出すことが出来て、後ろも振りかえらずに浅草の街をめざした。

その時もすれ違う人が餅を大量に投げつけてくるので、私はひとつをキャッチして、誰かに思いっきり投げ返した。
すると、その老人は、餅を周囲の人と激しく奪い合って、ウググと口にくわえて、しきりにこちらを拝み倒していた。

そして、その時になって初めて、誰かが、いや、何かがケツに座っているのに気がついた。
そいつは子供のようだったが、私の腰や腹に巻き付けている腕は四本あった。

目の前には馴染みのTSUTAYA市川大野店が見えていたが、信号の前で停まると、後ろのやつは羽根を広げて、頭上の彼方へ飛び去ってしまった。

そこで目が覚めたのだが、このように、目に入る“風景”はてんでバラバラである。
その合間に見える、見たことがない“風景”こそが、個人的には重要だと思っている。
無意識に思い浮かべる未知の風景こそが、心のなかの内部風景の新鮮な断片だからだ。
それゆえに、見たことがない“風景”ほど、こうして鮮やかに覚えていることが出来る。

夢を見ること、それはもう一人の自分自身と、無防備、自然な状態で出会うことだと私は思っている。
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