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2008年11月11日23:39

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幽体離脱のような夢遊病。

【コラム】 ネットで話題の“幽体離脱”にスピリチュアルアイドルと挑戦してみた
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=663449&media_id=29

私は子供の頃は、夢遊病とか寝言がひどかったと聞いております。
例えば二階で寝てて、真夜中にいきなり飛び起きると、真っ暗な一階に向かってドドドと階段を下りて、しばらくシーンと静まりかえって、またドドドと戻ってくるというのを半年以上繰り返していたそうですが・・・

全然覚えてないんですよね、当時そう聞かされても。

お寺で寝てた時は、お墓とお墓の間に寝そべっていましたけれど、これは寺男の木村さんに夢遊病扱いされましたが、実は単に蒸し暑かったせいです。笑。
その後、大きくなってから、幼少時の夢遊病騒ぎをいいことに、どこだったかのお泊まり会でグッスリ寝ている女の子のところに潜り込んで、「いけねえ、夢遊病のケが・・・」などとしらばっくれたりしたもんです。

寝言の方は。
祖母の話だと、「死ぬまで言わない、死ぬまで言わない」を繰り返してたと言うんですよね。
四歳になったばかりの頃。
我ながら何事かと思って、ゾッとしましたよ・・・

大きくなってから、やはり寝言騒ぎをいいことに、狸寝入りをしながら何かをしゃべって側にいる人をギョッとさせることを好みましたが、そのなかでも一番成功したのが、小学校の時の林間学校。
見回りに来た新任の女性教師を前に、懐中電灯を照らされた瞬間に、「おまえが見ると思ったものはおねえちゃん死ぬまで言わないから、おまえも聞くんじゃないよ」と口を動かさずに喉の奥から絞るように言ったんですよ。
もうすっかり怯えてしまいましてね、懐中電灯が転がって光の輪がくるくると回転するなか、目と口をこれでもかっていうくらいに大きく広げたあの顔は今思い出しても思わずニヤッとしてしまいます。
このセリフは当時牧神社という出版社から出ていた「こわい話・気味のわるい話」に収録されている、メアリ・E.ウイルキンズ=フリーマンの「南西の部屋」のセリフなんですよ。
現在では創元推理文庫から出ている「恐怖の愉しみ」上下組で読めますので、興味あれば是非。名作です。

こんな風に。
自分でも全然覚えのない、納得のいかない夢遊病、寝言の下地があればこそ、「演技」も光ったわけですけれども、一番最初の奇怪な振る舞いについて祖父はこう言いました。

離魂病ではないかと。

魂が離れると書いて、離魂病。即ち、幽体離脱です。
それで、夢遊病が半年続いた時点で、何だかわけの分からない黄緑色の、これまた得体の知れない匂いを放つ液体を無理矢理飲まされたんですけれども、ものすごい悲鳴をあげて泣きわめいたことだけは昨日のことのように鮮やかに覚えております。
何でも、赤ちゃんの首がすわらないのと同じように、ぐらぐらする魂をビシッとすわらせるための霊薬だそうで・・・
大きくなってから、その正体がセンブリ茶にピーマンを搾った汁を加えて、少量の硫黄、ウコン粉を溶いたものと判明しましたけど。苦笑。

まあ、そんなわけで、幼少時の幽体離脱のようなものはぱったり止んで、その感触を懐かしむのか、少年時代はよく幽体離脱ごっこをして心を慰めましたが(つのだじろうの漫画を真剣に読んで書いてあることを実践するとか)、私も含めてこういうネタへの食いつき度が高い人はみんな、一度はそういう体験があるからなんじゃないでしょうかね。

本気で幽体離脱と言われるくらい、大人たちを気味悪がらせる振る舞いをしたっていうね・・・
しかも、それを全く覚えてないっていう・・・

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